【ポイントは3つ!】飲み会が続いても太らないコツを伝授します

飲み会が続いても太らないコツを伝授します

3~4月は歓送迎会などで、飲み会の席が多くなる時期ですね。
飲み会シーズンには、例年体重が増えてしまう方が多いのではないでしょうか。
しかし、新年度が明けて間もなく健康診断!という方も多いかと思います。
飲み会の席が続いても、体重の増加は、最小限に抑えたいもの……。
今回は、体重が気になる方に気を付けてもらいたい、飲み会の席でのテクニックをご紹介します。

【POINT 1】料理を食べる順番・選び方

飲み会が始まって、まず何を注文しますか?
ここでイメージしてほしいのは、コース料理。
もちろんお店にもよりますが、まずサラダや枝豆などの野菜が出てきて、数品のおかずやメインのお料理が出てくることが多いかと思います。
実はこの順番はとても理にかなった、太りにくい食べ方になります。
先に野菜を食べることは食べ過ぎ防止の効果があるほか、血糖値の急激な上昇を防ぐため、太りにくい食べ方です。
また、生の野菜や枝豆に含まれるカリウムには、むくみの予防効果があります。
メインのお料理は、蒸し物・焼き物・炒め物・揚げ物の順に高カロリーなので、自分でメニューを選べるときは、からあげよりも串焼きを選ぶと良いです。
また、(食べないに越したことはないのですが…)どうしても〆を食べたいときはパスタやラーメンといった麺ものよりもお茶漬け、雑炊などのさっぱりとしたご飯ものを選びましょう。
みんなでシェアして、一人前しっかり食べてしまうことがないようにすることが大切です。
しかし、コース料理などで、なかなかお料理を選べない……という状況もあると思います。
そんなときは、次にご紹介する「お酒の選び方」に気をつけてみましょう。

【POINT 2】お酒の選び方

最初の乾杯はビールが多いかと思いますが、2,3杯目からはぜひ糖質の少ないお酒を選びましょう。
ハイボール・ウイスキー・焼酎は糖質ゼロのお酒です。

各お酒の糖質量と、そのカロリーの1杯あたりの目安は以下の通りです。

カロリー糖質量
梅酒(ロック)162kcal21.5g
レモンサワー(1杯)170kcal20g
ビール(中ジョッキ)140kcal10.9g
日本酒(1合)185kcal6.5g
ハイボール(中ジョッキ)80kcal0g
焼酎(水割り)131kcal0g

もちろん、お酒の影響はカロリーだけではありません。
お酒の飲みすぎは肝機能を中心にさまざまな障害をもたらしますので、カロリーや糖質の少ないものであればいくらでも飲んでいい、というわけではありません!

【POINT 3】ポイントは時間を見ながら飲んだり食べたりすること

いくら食べる順番やお酒の種類を意識しても、遅い時間帯までだらだらと飲んだり食べたりすると、太る原因になってしまします。
また、糖質やカロリーの少ないお酒であっても、遅い時間まで飲むと二日酔い、翌日の体調不良の原因にもなります。

遅くとも22時以降の飲食は控え、飲み物はお水やウーロン茶にしましょう。
しっかり水分を摂ることは二日酔い防止のほか、尿酸値の上昇も抑えることができます。
宴会料理・お酒は高カロリーのものが多いもの……。
しかし、ちょっとした工夫次第で体重への影響は抑えることができます。
飲み会でのテクニックを身に着けて、しっかりご自身の健康や体重を管理していきましょう!

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本多いずみ株式会社ドクタートラスト 管理栄養士/健康運動指導士

投稿者プロフィール

従業員向けセミナーや特定保健指導を通して、食事や運動・生活習慣のアドバイスを行う管理栄養士/健康運動指導士。「楽しく賢く健康になる」がモットー。「見た物のカロリーがだいたいわかる」という特技を持っている。
保健指導の経験を積むなかで、働く環境が心身の健康に及ぼす影響の大きさを実感。個人の食事や運動にとどまらず、組織全体の健康にアプローチができる医療職を目指し、健康経営のアドバイザーも務める。
【保有資格】管理栄養士、健康運動指導士、第一種衛生管理者、健康経営エキスパートアドバイザー
【ドクタートラストの特定保健指導サービス詳細はこちら】
【ドクタートラストへの取材、記事協力依頼などはこちらからお願いします】

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