女性が働きやすい都道府県はどこ?地域で進む女性が働きやすい環境づくり

女性が働きやすい都道府県はどこ?地域で進む女性が働きやすい環境づくり

女性が働きやすい都道府県ランキングトップ3

2019年12月18日、男女格差の度合いを示す「グローバル・ジェンダー・ギャップ指数」の2018年版が世界経済フォーラムより発表されました。
調査対象となった149カ国のうち、日本は110位。
G7の中でも最下位の惨憺たる結果だったことが、ニュースにもなりましたね。
世界的に見て、日本はまだまだ男女格差の大きい国だということです。
そんな中、女性が働きやすい都道府県ランキングが発表されているのをご存じですか?
ソーシャル・ウェブメディア事業を行うグローバルウェイが2019年4月に「女性社員が働きやすい都道府県ランキング」を発表しました。
評価項目は「労働時間」「やりがい」「ストレス」「休日」「給与」「ホワイト度」の6項目で、トップ5は以下の通りです。

1位:愛知県
2位:佐賀県
3位:長野県
4位:岡山県
5位:東京都

1位は日本が誇るトヨタ自動車を擁する愛知県でした。
そして2位に佐賀県、3位に長野県、4位に岡山県と、地方都市が続きます。
東京都は5位なんですね。
というわけで、今回は東京を抑えて上位にランクインを果たした地方都市、佐賀県、長野県、岡山県の女性活躍推進に関する取り組みをご紹介します。

佐賀県の取り組み:佐賀県女性活躍推進環境整備補助金事業

佐賀県では県内に所在し、かつ常時雇用する労働者が300名以下の事業所を対象に、以下の女性活躍推進環境整備補助金事業を行っています。

① 女性の採用、職域拡大を目的とした施設設備等の整備

子供連れで出勤した場合に、授乳やおむつ替えなどで使えるベビールームの整備、改修に補助金の申請ができます。
その他、トイレやロッカー、休憩室等も対象になっています。

② 情報通信機器の導入や規則改正等による多様な勤務体系の実現のための環境整備

在宅ワークで使えるPCや関連ソフト、ネットワーク整備にかかる費用のほか、女性が働きやすい環境づくりのための規定整備に伴う社会保険労務士等の委託費用も申請できるそうです。

長野県の取り組み:キラッと女性プラットフォーム

長野県は全国的に女性管理職の割合が低いのが現状です。その課題を解決するために女性をエンパワーメントする場として、悩みや課題を共有し、与え合い、支え合う仲間のネットワークづくりを行っています。
活動内容は以下の通りです。

① 呼びかけメンバーによる懇談会

長野県内で活躍する女性起業家や、県内で広がりつつある「プチ起業」に取り組む人たちが集まり、女性視点を生かした新しいワークスタイルについての懇談会を行っています。

② 異分野・多世代の女性などの地域交流会の開催、地域レベルでのネットワークづくり

直近で行われた交流会では、家庭と仕事のバランスの取り方や、キャリア形成についての悩みや疑問について、ざっくばらんな話し合いが行われました。
参加者からは、現在活躍中のリーダーの方々の体験談が聞けたこと、自らの質問や悩みについても話ができ、有意義な会だったとの感想が寄せられています。
その他、長野県の施策との共同や連携の場づくりや、SNSなどを利用した参加メンバーによる情報発信、情報交換等、現代に即したツールを活用して県内の女性活躍推進に取り組んでいます。

岡山県の取り組み:働く女性の環境ステージUP事業

① 働く女性生き活き企業スタートアップ支援制度

県内の中小企業を対象にコーディネーターが企業を訪問し、女性活躍に関する取り組みの成功事例や支援制度の紹介、奨励金の交付等を行っています。
また、奨励金の交付を受け積極的に取り組みを行う企業を「働く女性応援企業」として岡山県のウェブサイトでのPRや、ハローワークなどの関係機関に情報提供を行うことで、企業のイメージアップ、人材確保にもつなげることができる事業です。

② 働く女性生き活きネットワークづくり支援

職域、業種、役職を超え、働く女性の幅広い人的ネットワークづくりのきっかけとして、キャリアデザインなどをテーマとした研修会の開催や情報交換等のための場を提供しています。
現在キャリアアップを目指す女性向けに、活躍中の女性管理職が体験談やビジネススキル等について情報交換を行っており、将来的にはメンバーによる自主運営を目指しているそうです。

交流の場を持つ機会を提供する事業が多くありましたが、やはり女性が働き続ける上での悩みは、女性同士が一番話しやすく、体験談等の参考となる事例も得やすいですよね。
この記事をご覧の女性の皆さんの住む都道府県でも、女性活躍推進の取り組みを行っているはずです。
ぜひ取り組みを活用して、ご自身のキャリア向上と働きやすさにつなげれいただければと思います。

<参考>
「女性社員が働きやすい都道府県、東京は5位 トップ3は愛知・佐賀・長野」(キャリコネニュース)

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倉科綾華

倉科綾華株式会社ドクタートラスト 健康経営エキスパートアドバイザー

投稿者プロフィール

大学の獣医学部で動物看護師の資格を取得。その後新卒で入社した動物病院を取引先に持つ会社ではやりがいはあったもののその分残業も多く、自身のこれから先の働き方、ライフワークバランスに対して考えるきっかけとなる。その中でドクタートラストを知り、産業保健について興味を持ち、転職。
法令順守のみならず、その先の健康経営の体制作りのサポートができるよう、日々勉強しております。
【保有資格】健康経営エキスパートアドバイザー
【ドクタートラストへの取材、記事協力依頼などはこちらからお願いします】

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