安全教育、どう行えばいいの?
- 2013/7/2
- 労働環境

Q. 現場での安全を確保する為、労働者の安全教育を実施したいと考えています。どのような手順で行えば良いのでしょうか?
A. 厚生労働省より、「次代の安全の中核を担う人材育成好事例集」が発表されましたので、紹介させていただきます。
”現場における安全を確保するためには、現場で部下の作業員を直接指揮監督する職長(班長、作業長)が、安全措置の徹底、部下の安全意識の向上、災害リスクが高い作業の実施方針に関する管理層との調整等の役割を担うことが重要です。”
”また、企業の若い世代は年配世代が築いてきた安全に慣れすぎて「何が危険か」、「どうなれば危険か」といった危険の感性が鈍くなってきているのではないか、安全は与えられるものと考えて自らの努力で安全を実現するという意識が低下してきているのではないかといった懸念が指摘されており、次代の安全の中核を担う人材の育成が急務となっています。”(本文より)
建設業、製造業より実際に行われた計49の事例が紹介されています。
どれも詳細なレポートが行われており、非常にわかりやすい内容になっていますので、
事業場における職長や、次代の安全の中核を担う若年労働者等の人材育成の推進に資す
る資料として、是非参考にしてください!
全体版(PDF) http://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/roudou/gyousei/anzen/dl/koujirei_zen.pdf
※上記全体版に加え、事例毎のページのみダウンロードも可能です。
http://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/roudou/gyousei/anzen/jinzai_koujirei.html