集中力向上にも定時退社率向上にも!オフィスBGMには知られざるメリットがたくさんあった

あなたの会社に音楽は流れていますか?
私の働くドクタートラストでは毎日音楽が流れています。
音量は控えめなので、業務中に音楽を意識することはまったくありませんが、ふと気を緩めた時に、好きな音楽が流れていたりすると心地よくなって、さあ、あと一息頑張ろう!という気持ちにさせてくれます。
この職場で流れる音楽は一般的に「オフィスBGM」といわれており、いろんなメリットがあります。
今回はその一部を紹介したいと思います。
オフィスに音楽がない職場で働いている方も、この記事を読むことで明日から職場で音楽を流したくなるかもしれません。

無音状態よりも集中力が高まる!

オフィスBGMは、業務に集中したい時に効果を発揮します。
人のバイオリズムに合わせた音楽を適した音量で流すことは、メンタルに良い効果をもたらしリラックスすることで、集中力が高まり生産性を向上させてくれる働きがあるのです。
反対に無音状態のオフィスでは緊張感が張り詰め、ストレスを感じやすい環境になってしまいます。

また、私たちが業務に取り組むなかで、集中力をさえぎるものはいくつかありますが、代表的なものは「人の会話」。
周囲の人の会話が耳に入ってくることで集中力が途切れてしまった!
こんな経験をした方もいることでしょう。
ここで活躍するのも、やはりオフィスBGM。
ある実験によると、無音の状態よりも、オフィスBGMを流した場合は周りの会話の理解度が20%下がる結果だったそうです。
一方、会話する側の人にとっても、周囲に漏れ聞こえる心配が薄れるために自然とコミュニケーションが促されたり、仕事がスムーズに進んだりするという、嬉しい効果が期待できるのです。

音楽の不思議なチカラ

オフィスBGMは集中力だけでなく、チームワークも高めてくれます!
なぜなら、音楽には人の緊張を解きほぐしてくれるリラックス効果があるため、結果的に社員同士のコミュニケーション向上につながるからです。
また、音楽には人の感情や本能を司る大脳辺縁系に直接影響を与えます。
その効果を利用すれば残業削減にも役立ちます。
使い方は「定時を過ぎたら毎日決まった音楽を流す」、たったこれだけ。
毎日決まった音楽が流れることで、誰もが退社時間をすぐに認識できるようになります。
お店などで「蛍の光」が流れると、焦って帰らなきゃ、と思いますよね。
この無意識に伝わるというところが音楽のおもしろいところです。
その音楽の力を大いに利用してみてはいかがでしょうか。

仕事の邪魔にならずに、快適な空間になるオフィスBGMの音量とは?

オフィスBGMにはさまざまな効果がありますが、音量が大きすぎると逆に騒音となり、ストレスを与える要因となってしまいます。
音量のおすすめは、40~50デシベル。
オフィス内でコピー機が作動したり、人が作業する時に発生する優しい音量と同じ大きさくらいだと考えてください。
また「何を流すか」には、個々人の好みがあると思うので、一概にこの音楽が良い!と言えるものはありません。
そんななかでも、ジャンルを問わず知らない曲が流れた場合に作業効率が上がるという見解があります。
職場の人たちの意見を取り入れつつ、実験的に運用しながら決めて行くのが良いかもしれませんね。

快適な職場環境づくりの一環として、高額な改装費なども必要なく、気軽に取り入れられる点も魅力のオフィスBGM。
ぜひあなたの会社でも導入してみてはいかがでしょうか?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

野田なつ子株式会社ドクタートラスト 広報課

投稿者プロフィール

長年ブライダル業界で、映像コンテンツに携わってきました。激務が当たり前だった前職からドクタートラストに転職し、働き方改革や健康経営の素晴らしさを実感。前職の経験を活かして、見やすい、わかりやすい写真や映像で、産業保健業界の有益な情報を発信して行きたいと思っています。
【ドクタートラストへの取材、記事協力依頼などはこちらからお願いします】

この著者の最新の記事

関連記事

解説動画つき記事

  1. 【動画あり】2022年6月施行「改正公益通報者保護法」を専門家がわかりやすく解説!退職者や役員も保護対象になる⁉

一目置かれる健康知識

ページ上部へ戻る