やるべきことを書きだすと、頭の整理整頓につながるのは本当?

あまりにも多くの仕事を抱えていると「仕事に追われている」感覚になりますよね。
理想としては、仕事に追われるのではなく、仕事を追っちゃうくらいの処理ができるといいと思いませんか。
今回は、頭が整理整頓できなくなったときの対処法を、医学的観点を含めながら紹介します。

今やるべきことを明確にしよう!

まず、今のご自身の仕事(タスク)を書き出してみましょう。
これだけでも、頭の整理整頓ができます。
なぜ、書き出したほうがいいのか。
脳は、一度に、一度のことのみ想像・考えることができるからです。
たとえば、下記を実践してみてください。

① 過去の楽しかった思い出を思い浮かべてみる
② ①と同時に、悲しかった思い出を思い浮かべてみる

同時にできましたか?
脳内で一度に2つの映像を映し出すことは難しいので、考えるときは1つのことだけになるのです。
だからこそ、一度考えたことを書き出すことで、他の作業をした際に、忘れていても書き出したものを見返すことで思い出せるんです。

より具体的にすること

書き出すだけでも頭の整理につながりますが、より効果的にするための秘訣を以下では伝授します。

① 優先順位を決める

書き出したものの期限や重要性を見て順位づけを行っていきます。
順位づけを行うことで、重要なタスクから終わらせることができ、直前になって焦ることも減りますし、ミスを防ぐことができます。

② スケジュールに入れ込む

スケジュールに、いつまでにどの仕事(タスク)を終わらせるかを入れ込んでいき、集中して取り掛かれる時間を作ることにより、時短につながる可能性があります。

③ 人に任せる、把握してもらう

自分自身が忘れそう、もしくは自分じゃなくてもできる内容の仕事でしたら、ご自身の仕事を把握してもらうことや、任せてみるのも一つです。
そうすると自身の仕事量が減りますし、本当に必要なことだけに取り掛かることができます。

書き出すことが時間の無駄?

書き出すこと自体が時間の無駄? と思う方もいらっしゃるかもしれません。
実は、書き出すこと自体が時短になる場合があります。
思い出すための時間のほうが、書き出すよりも長くかかることもありますし、忘れたことでミスに繋がることもありますよね。
また、書き出していくと、一つのことに一つ一つ脳を使うのでシンプルになってエネルギー量も減りますし、とってもすっきりした感じになります。
これによって、さまざまなことを考えるための脳内のスペースができ、新たなアイディアにつながることもあります。
ちなみに、仕事ではなくても、プライベートにおいても、書き出してみたら、自分自身の悩みややるべきことを客観的にみることができ、複雑に考えていたことを解決できたりすることもあるんですよ!
書き出すことで仕事もプライベートも、より良いものにしていきましょう。

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