「思い立ったらすぐ行動」が自分のためになるワケ

皆さんは仕事を先延ばしにした経験はありますでしょうか。
今回、この記事を書こうと考えたのは仕事に限らず「明日やろう……」と面倒な小さなことを先延ばしにして、思い出しては「やらないと」という考えから目の前のことにいまひとつ集中できず、後悔することが多かったからです。
日々たくさんの仕事を抱え、面倒な仕事を「やらなくては」と思いつつもついずるずると先延ばししてしまう…。
こうした経験を持つ方は少なくないのではないでしょうか。

実は、その「先延ばし」は、すぐ行動する場合とくらべて、自分が考えているよりもかなりの時間と労力を消費しているかもしれません。

先延ばしは〇倍の労力がかかる?

タイムマネジメントの専門家、リタ・エメット氏は、面倒な仕事、やりたくない仕事を先延ばしにした場合、すぐにそれをやってしまうより2倍の時間と労力がかかると『エメットの法則』で説いています。
面倒だからという理由以外にも「準備が終わっていない」「時間が足りない」といった完璧さにこだわったり、あれこれと理由をつけて先延ばしにしても、時間が経てば経つほど、今の状態を思い出すのに時間がかかる上に他の仕事もたまり、生産性が下がってしまいます。

もしかしたら、先延ばしにしたことすら忘れてしまって、期日が明日!となるまで思い出せないなんてことも……。

とにかく走り出す

先延ばしにしてはいけないとわかっていてもつい後回しにしてしまい、やはり先にやっておけばよかったと後悔した経験が一度はあるのではないでしょうか。
もちろん優先順位を立て、後で処理すると決めているのであれば問題ありませんが、ただ面倒でずるずると先延ばしにしているのであれば、やらない理由を考える前に「少しでもやってみる」ことを心掛けるとよいでしょう。
面倒な仕事も少しだけでも進めようとやり始めてみると、意外と調子よく進められることが多いものです。

おわりに

最初からすべてやりきろうと考えると億劫になり、ついつい先延ばしにしてしまいがちです。
人は物事を考え始めてから5秒経つとやらない言い訳を作りだすともいわれています。

「そういえば〇〇をやってなかった」と思い出したら、1.2.3…「よし!やろう!!」と目の前のことからとにかく片づける精神で5秒以内に取り組んでみてはいかがでしょうか。

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西口 新株式会社ドクタートラスト

投稿者プロフィール

前職は、いわゆるブラックと言われる環境でした。「働き方改革」と無縁の状況を体験しているからこそ、綺麗事だけでなくそういった環境で働いている人にも役立つ情報を提供できればと考えています。
【保有資格】健康経営アドバイザー

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