
今や連絡ツールとしてほとんどの人が使っている「LINE」。
スマホユーザーの約8割がこの「LINE」を使用しており、特に20代〜30代の利用率は90%にものぼるようです。
さまざまな団体がEAPサービスとして電話や窓口の相談を開設していますが、若年層をターゲットに、LINEで気軽に相談できる窓口も徐々に増えています。
今回は目的別に活用できる、LINE相談窓口をご紹介します。
最低賃金について相談したい!
日本労働組合総連合会では2018年11月6日から3日間、LINEで相談できる窓口「みんなが対象 最低賃金!連合労働相談ホットライン~2018年度地域別最低賃金が改定されました~」を設置します。
2018年10月から47都道府県ごとの地域別最低賃金が改定されており、その周知徹底を図るため「最低賃金」に相談内容を絞りLINEでの相談受付を開始するようです。
また、これまで掘り起こせなかった若者の不満をすくい上げ、解決しつつ連合の仲間にも加わってもらうことも狙いにあるとのことです。
【実施時期】2018年11月6日(火曜日)から8日(木曜日)までの3日間
【相談時間】午前10時00分から午後7時00分まで
<参考>
日本労働組合総連合会「みんなが対象 最低賃金!連合労働相談ホットライン~2018年度地域別最低賃金が改定されました~(PDF)」
厚生労働省「地域別最低賃金の全国一覧」
自殺などの悩みを相談したい!
東京都が、LINEで自殺相談ができる窓口「相談ほっとLINE」を設置しています。
東京都は毎年9月と3月を自殺対策強化月間としており、今回の取り組みもその一環として実施されています。
相談内容としては、仕事や職場環境に関する悩みもその範囲に含まれるようです。
【実施時期】2018年9月10日(月曜日)から2019年3月31日(日曜日)まで
【相談時間】午後5時00分から午後10時00分まで(相談受付は午後9時30分まで)
【対 象】都内在住、在勤、在学のいずれか
<参考>
東京都「LINEを活用した自殺相談を実施」
そのほかの窓口
10代20代の女性向け
特定非営利活動法人BONDプロジェクトが10代、20代の女性向けに窓口を設置しています。
職場や学校に居場所がないといった悩みを抱える方を対象としています。
<参考>
特定非営利活動法人BONDプロジェクト
生きづらさを相談する
一般社団法人社会的包摂サポートセンターが「よりそいチャット」という窓口を設け、午後5時〜12時に、相談支援を行なっています。
<参考>
一般社団法人社会的包摂サポートセンター
※
窓口全般については、厚生労働省「SNS相談(LINE・チャットで相談ができます。悩みを相談してみませんか。)」で紹介されています。