ポリフェノールの作用
- 2014/5/7
- 食事

健康についてのニュースを見ていると、「ポリフェノール」という言葉を目にする機会が多い。
今回の内容は、そんなポリフェノールの作用についてである。
ポリフェノールとは
植物の苦味や渋味、色素の成分となっている化合物の名称で、
活性酸素を除去する作用(抗酸化作用)を持つ成分のことである。
活性酸素とは、人間の体内に存在している物質で、外界から侵入してくる最近やウイルスを撃退する役目がある。
しかし、ストレスや喫煙、紫外線などの要因によって必要以上に体内で増加すると、老化や生活習慣病の原因となると言われている。
ポリフェノールが持つ抗酸化作用には、そんな活性酸素を除去する効果があり、生活習慣病の予防にも効果があるといわれている。
ポリフェノールには、アントシアニンやイソフラボン、カテキンなど多くの種類があり、生活習慣病予防に効果があるものや、目に良いものなど、それぞれ効果が異なる。
また、ポリフェノールは水に溶けやすい成分であるため、摂取してから比較的短時間で抗酸化作用を発揮するとされている。
しかし、その効果は長時間持続せず、毎日継続的に摂取すると効果的である。
ワインにもポリフェノールはたくさん含まれており、心臓病をはじめとする循環器疾患の予防に効果を発揮する。