低炭水化物ダイエットの弊害

今日の関東は暑いくらいの気候です。
公園でも、ランニングやヨガなど、運動に精を出す方をたくさんお見かけしました。

夏に向け、ダイエットを始める方も多い時期ですが、
企業の保健師面談でも、よく耳にするのが「低炭水化物ダイエット」。

「低」というよりも、炭水化物を摂っていません!!という方も意外といらっしゃいます。
(しかも、男性に多いようです。ご飯や麺を食べなければいい・・・という簡単な方法だからでしょうか)

ご飯・パン・麺類を食べないというやり方がとても単純明快で、
効果も大きい低炭水化物ダイエット。
けれど、このダイエットには大きな弊害もあるのをご存知でしょうか。

低炭水化物ダイエットの弊害

・筋力が落ちる(特に高齢者)。
炭水化物を摂取しないと、体は筋肉を分解しエネルギーを作ろうとします。筋力が落ちると基礎代謝が落ち、脂肪がつきやすい体になってしまいます。

・集中力がなくなる、無気力になる。
脳のエネルギー不足により、集中力や気力が低下します。

・長期的に続けると、心筋梗塞や脳卒中のリスクを高める。
最大で1.6倍もリスクが高まるという研究結果が出ています。

・口臭や体臭がきつくなる。
脂肪やたんぱく質をエネルギー源とすることにより、体臭や口臭が強くなることがあります。

・過敏性腸症候群の引き金になることも。
長期間炭水化物を摂取しないと、少しの量を口にした際、下痢や腹痛などの症状を引き起こしてしまうことがあります。

健康な方が一時的に取り組むぶんには大きな健康への影響はなさそうですが、
決して長期的に取り組まないように注意してください。

ただ、仕事で帰宅が遅くなる方には、夜ご飯の炭水化物オフはお勧めしています。
朝・昼の食事を変えなくても、それだけで体重が減ってくると思いますよ!!

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中村 眞弓株式会社ドクタートラスト 保健師

投稿者プロフィール

企業での健康相談や産業保健の経験を生かし、「じっくり聴く・しっかり考える」保健師を目指しています。社員の皆様・人事の皆様と一緒になって企業の健康を支えていけるよう頑張ります。
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