わかめのお話。
- 2014/5/12
- 食事

5月5日はわかめの日
なぜ? と思われた方もいるだろう。
5月は新わかめの採取が一段落し、新わかめが市場に出回る時期であり、同じ頃に出回るたけのこと取り合わせた「若竹煮」のシーズンでもある。
また、ある国では出産祝いにわかめを贈る習慣があり、子どもとわかめの結びつきもあることから、昭和58年に日本わかめ協会が「こどもの日」の5月5日を「わかめの日」と定められた。(日本わかめ協会HPより)
「端午の節句」の日でもある。
それにちなんで、今日はわかめのお話。
わかめの栄養分
ミネラル
鉄・ヨウ素・マンガン・亜鉛・カルシウム・カリウム、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンB群が多く含まれている。
食物繊維
乾燥重量の約40%の食物繊維が含まれている。
わかめに多く含まれる食物繊維には、水に溶けない不溶性食物繊維(セルロース)と水に溶ける水溶性食物繊維(アルギン酸)がある。
不溶性食物繊維(セルロース)
腸内で水分を含み膨らみ、便を柔らかくしたり、かさを増やす。
水溶性食物繊維(アルギン酸)ナトリウム(塩分)の排出を促す。
血圧が高めの方には嬉しい。
味噌汁にわかめを入れるのはとても理にかなっていることなのだ。
脂質
わかめに脂が含まれているの?と驚いた方もいるのではないか
わかめに含まれる不飽和脂肪酸は、コレステロールを排出する働きがある。
乾燥わかめは日持ちするし、取扱いも簡単なので、気軽に取り入れられるであろう。