産業医の行う業務

産業医という言葉は聞いたことがあるけど
どんな資格なのかわからない人も多いのではないでしょうか?

Q:産業医とはどのような仕事をする人ですか?

A:産業医は、はたらく人の健康状態を診た上で、事業主に対し、
ドクターストップ(休職勧告や残業制限)の勧告を行う医師です。

その他にも産業医の仕事には下記の業務があります。

①健康診断や面接指導、職場巡視を行い、その結果に基づいた
健康指導や職場環境の整備に関するアドバイスを行う

②(安全)衛生委員会へ出席する

③健康や労働衛生に関する相談、教育、講演を行う

④メンタルヘルス対策を行う

⑤過重労働者面談を行う

①健康指導や相談では、定期健康診断の結果に基づいて、
産業医は、従業員の健康指導や、適正な職場配置の助言などを実施いたします。
また、職場巡視については労働安全衛生規則により、
月に一回以上企業を訪問する事が定められています。

②(安全)衛生委員会への出席では産業医は委員会のメンバーとして、
労働者の健康を保持するための個別的な事項の検討を行うだけでなく、
職場全体の安全衛生体制の構築にも参加します。

③職場で実施する相談、教育、講演は、
有害物質や有害エネルギーによる健康障害の防止から
生活習慣の改善に関するものまでさまざまですが、
最近ではメンタルヘルスに関するものが増えています。

④メンタル不調者に対する対応は休職・復職判定をするだけではなく、
精神疾患が発生しないような職場環境を築けるようアドバイスします。

⑤時間外・休日労働時間が1月当たり100時間を超える労働者であって、
申出を行ったものについては、医師による面接指導を確実に実施しなければなりません。

産業医の仕事について労働安全衛生規則の第十四条第一項では下記のように定めています。

第十四条
労働安全衛生法第十三条第一項 の厚生労働省令で定める事項は、
次の事項で医学に関する専門的知識を必要とするものとする。
一  健康診断及び面接指導等(法第六十六条の八第一項 に規定する面接指導(以下「面接指導」という。)及び
法第六十六条の九 に規定する必要な措置をいう。)の実施並びにこれらの結果に基づく労働者の健康を
保持するための措置に関すること。
二  作業環境の維持管理に関すること。
三  作業の管理に関すること。
四  前三号に掲げるもののほか、労働者の健康管理に関すること。
五  健康教育、健康相談その他労働者の健康の保持増進を図るための措置に関すること。
六  衛生教育に関すること。
七  労働者の健康障害の原因の調査及び再発防止のための措置に関すること。

労働安全衛生法第十三条第一項については
http://www.houko.com/00/01/S47/057.HTM#s5.1
をご覧下さい。

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