休日の過ごし方【睡眠編】
- 2014/5/20
- 睡眠

1週間のうち、何曜日が一番好きか?
1週間のうち、月曜日が一番憂鬱だという人も少なくないのではないだろうか。
朝はベッドから出るのに苦労するし、会社や学校に行っても1日中ぼーっとしてしまう。
実は、この症状は社会的時差ボケと呼ばれ、原因は週末の過ごし方にある。
米ラッシュ大学が行った調査によると、社会的時差ボケは、記憶力や反応の低下を引き起こし、長ければ水曜日まで症状が続くとのこと。
これは、週末の起床時間と就寝時間が関係しており、週末をぐうたら寝て過ごすと体内時計が狂い、なかなか平日のシフトに戻せないため起こる。
また、同調査では、週末のだらしない生活は、月曜日の憂鬱を生むだけでなく肥満にもつながる可能性があることが判明した。
6万5000人の男女を対象に、「平日と週末の起床・就寝時間がほぼ同じ人」と、「週末は遅寝遅起きの生活をしている人」の肥満度を調べたところ、後者の方が3倍も太っている確率が高かったのだ。
休日の寝すぎを防ごう
<金曜日は、早く寝る>
金曜日の過ごし方が、休日の充実度を決める。
金曜日は、早めに布団に入り、したいことは翌日早起きをしてしよう。
<休日は、遅くても10時までに起きる>
睡眠は、借金の返済(=足りなかった睡眠を補う)はできるが、貯金(=寝だめ)はできない。
二度寝や浅い眠りなどダラダラと寝ることは、体内時計がずれてしまう原因。
睡眠を補いたい場合は、寝る時間を早くすることで挽回しよう。
「週末くらい寝て過ごしたい」という人が多いと思うが、毎日しっかりと規則正しい生活を送れば、月曜日からスッキリ明瞭に仕事や勉強がこなせる上、肥満になるリスクも軽減でき、まさに一石二鳥。
充実した休日のカギは、まず、金曜日の夜の過ごし方にある。