心筋梗塞・脳梗塞は月曜の午前6:30に注意!

今日は日曜日。ブログをご覧になっている方の多くは、明日からまたお仕事が始まりますね。

さて、「月曜日」は休日明けということで、最も気分が落ち込みやすい日です。
悲しいことですが、自殺も月曜日が最も多いことが知られています。

しかし、気持ちの落ち込みだけでなく、心筋梗塞や脳卒中という命に関わる病気も、月曜日が最も多いことをご存知でしょうか?

月曜の午前6:30に注意!

英国の研究によると、月曜日は、他の曜日よりも20%も心筋梗塞を起こす確率が高いことがわかっています。
また、国内(鳥取県)で行われた調査では、月曜日は、他の曜日よりも1.5倍脳卒中を起こす確率が高いという結果が出ています。

なぜ月曜日は心筋梗塞・脳卒中を起こす可能性が高いのでしょうか?
それには、やはりストレス が大きくかかわっています。
日曜日にリラックスした体と心は、月曜日の朝仕事に向かうため、一気にスイッチが切り替わります。
そのため、血圧が上昇し、循環器系の病気を引き起こすと考えられています。

日本の統計では、午前8時~10時の間に病院へ救急搬送される方が多いというデータが出ていますが、米国の研究で、血液を凝固させるPAI-1というタンパク質が、午前6時30分にピークとなっていることが明らかになりました。
2つの研究で時間に差異はあるものの、やはり月曜日の午前中というのは、とても注意が必要な時間帯ということになります。

月曜日の心筋梗塞・脳卒中を起こさないために

もともと高血圧、脂質代謝異常、糖尿病、肥満などのリスクを抱える方の中でも、血圧が高い方は、日曜日の夜から生活に注意をすることが必要です。

具体的には…

  •  日曜日には遠出など無理をせず、ゆったり過ごす
  •  日曜日の夜は入浴などリラックスして過ごし、早めに就寝する
  •  日曜日の夜は飲酒を控えめにする
  •  月曜日の朝は血圧を必ず測定し、体に異常を感じたら早めに受診をする

など、日曜日の夜~月曜日の午前中にかけて、ゆっくり体を慣らすようにするのがポイントです。

仕事の調整はなかなか難しいかもしれませんが、日頃から血圧が高く体調に不安を感じる方は、急な受診や休息を取ることができるように月曜午前中のアポイントメントは可能な限り控えるのも得策かもしれません。

<参考>
・ 「脳卒中の発症は月曜日が多い!?」(公益社団法人鳥取県医師会)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

中村 眞弓株式会社ドクタートラスト 保健師

投稿者プロフィール

企業での健康相談や産業保健の経験を生かし、「じっくり聴く・しっかり考える」保健師を目指しています。社員の皆様・人事の皆様と一緒になって企業の健康を支えていけるよう頑張ります。
【ドクタートラストの保健師サービスへのお問い合わせはこちら】
【ドクタートラストへの取材、記事協力依頼などはこちらからお願いします】

この著者の最新の記事

関連記事

解説動画つき記事

  1. 【動画あり】「抗原」「抗体」ってなに? コロナ抗体検査は必要?

  2. 重症と軽症の違いはなに?〜新型コロナウイルス~

    【動画あり】重症と軽症の違いはなに?〜新型コロナウイルス~

  3. 【動画あり】在宅勤務で新たなハラスメント「リモハラ」「テレハラ」が発生

一目置かれる健康知識

ページ上部へ戻る