アンガーマネージメント

春の陽気ですが、皆さんの心の中にも、春のさわやかな風が吹いてますか?
いつも、心は穏やかでいたいものですが、それは難しいことですよね。
イライラや怒りの感情を、どのようにコントロールしていますか?
職場内や家庭内でも、誰かが激しい怒りを表出すると、周囲の人間までイライラしたり、機嫌が悪くなることがあります。
また、怒りやイライラの感情は、無意識のうちに自分より立場が弱い人に向けて、発散する傾向にあります。
これは、『怒りの連鎖』とも言われています。

皆さんの経験上、自分の部下や子供に理不尽な怒りをぶつけたことや、逆に上司や親から自分に責任がないことで怒られたことはありませんか?
何となく機嫌が悪い時に、誰かに話しかけられて邪険に扱ってしまった、という経験は多くに人にあるのではないでしょうか。
また、相手に物を頼むときは、機嫌がいい時に依頼する、というのは常識でもあります。
人間関係を円滑にするためには、自分のイライラや怒りをコントロールするだけでなく、相手の感情に巻き込まれないように工夫をすることも大切です。
『アンガーマネージメント』という言葉を聞いたことはありますか?

アンガーマネージメントは

混沌とした感情を整理し、状況を客観的に見る能力を養うことで、怒りの衝動が高まっても感情をコントロールし、
適切な方法で問題を解決する出来るようにするプロセスや能力のことをさします。

①気づき
どのような刺激で、自分のイライラや怒りの感情が発生するかを知る。
②知的理解
その刺激から、何を感じ考えたために、怒りを感じたのかを考える。
③感情的な理解
自分の思考の特性を理解し、適切な感情や思考を考える。
④新しい行動パターンの学習
適切な怒りの表現方法やコントロール方法を考える。
⑤新しい行動パターンの練習
適切な怒りのコントロール法を、実践的に習得する。

普段から、このようなプロセスで怒りをコントロールする習慣を身に着けていれば、自分の感情を相手にぶつけることなく、人間関係を円滑にすることが出来るかもしれません。
しかし、怒りの感情は衝動的なものであり、とっさの出来事に自分で適切なアンガーマネージメントを行うことは簡単ではありません。
そんな時に有効な方法が、『グラウンディング』だと言われています。

グラウンディングとは、「その場に釘付けにする」という意味があります。

つまり、何かに集中することによって、怒り衝動を鎮めるという方法です。

具体的には、
●ボールペンに印字している文字を、一語一句読む
●飲み物や食べ物の、原材料や成分表示を読む
●携帯などの傷を数える
●掌の皴の数や長さ、深さなどを観察する
●髪の毛の毛先の痛み具合や枝毛を観察する  など

身の回りにあるものをじっくり観察するという方法だそうです。
4月は職場環境の変化が大きい時期であり、いつも通りに行かないことも多くありますが、自分のイライラや怒りをしっかりとコントロールして、不必要な人間関係の摩擦を防ぐようにしましょう。

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