平成24年の労働災害発生状況
- 2013/6/4
- 労働安全衛生法

労働災害発生状況
厚生労働省から、平成24年の労働災害発生状況の発表がありました。
http://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/anzeneisei11/rousai-hassei/index.html
内容を見てみると、
死亡災害、死傷災害、重大災害のいずれも増加しており、
特に、死傷災害と重大災害は、3年連続の増加という結果となっています!
この結果に関して、厚生労働省のホームページにも、
”平成25年度は、今後5年間で労働災害減少に向けて重点的に取り組む
「第12次労働災害防止計画」の初年度であり、厚生労働省としては、建設業や第3次産業といった重点業種への対策、化学物質対策や腰痛対策といった健康確保・職業性疾病対策など、労働災害防止対策の強化を図ります。”
との記載があります。
また、全国安全週間(7月1日~7日)とその準備月間(6月1日~30日)では、
厚生労働省、都道府県労働局から事業場に対して、積極的な労働災害防止活動の実施を働きかけるとのこと。
労働基準監督署(労基署)からの監査も、
より一層力を入れて行われることが予想されます。
企業における産業医の未導入(未訪問)や、衛生委員会の未開催など
衛生管理体制に不備があることは、ますます許されない状況となってきています。
この機会に、今一度の確認・見直しを行うようにしましょう。