「かくれ不眠」ではないですか?

今週末、首都圏はお天気が悪いですね。
特に外出もないので、朝寝坊にお昼寝・・・寝だめをしておこう、なんて思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
平日は布団に入ってもなかなか眠れないし、朝起きても疲れが残っている。
だから週末は寝だめが定番。
そんな方は、「かくれ不眠」かもしれません!

かくれ不眠とは?

不眠症まで至ってはいないけれど、単なる寝不足ではない・・・という状態です。
※不眠症とは、中途覚醒や早朝覚醒、入眠障害、熟眠障害などが、週に2回以上・1ヶ月以上続いており、日常生活に支障を来している状態を指します。
このかくれ不眠には、5つのタイプがあるとのこと。

「生活不規則」タイプ:仕事や日常生活が忙しく、睡眠が削られているタイプ。
「自分は大丈夫」タイプ:睡眠にいろいろなトラブルがあるものの、自分は大丈夫!と無理をして睡眠を削って働いたり生活を改善しないタイプ。最も不眠症に近い。
「高ストレス」タイプ:日常生活のストレスが、睡眠に悪影響を及ぼしているタイプ。
「眠りが浅い」タイプ:睡眠時間はきちんととっているものの、睡眠が浅いために、不十分な睡眠となっているタイプ。ご高齢の方に多い。
「初期かくれ不眠」タイプ:まだ症状が少ないものの、今後かくれ不眠から不眠へ移行する可能性もあるタイプ。
※参考:かくれ不眠ラボ(睡眠改善委員会)

上記の参考サイトには、ウェブ上のチェックリストで、ご自身がどのタイプのかくれ不眠なのかを簡単にチェックすることができます。
実際に産業保健の現場で面接をすると、ほとんどの方がこの「かくれ不眠」ではないかと感じます。
大切なことは、その人が睡眠に対して問題意識や不満を持っているかどうか、という点と、
お仕事に支障を来さずに睡眠状況をどう改善していくか・・・ということではないでしょうか。
もちろん、寝る2時間前に食事を終え、軽い運動とゆっくり入浴をし、PCやスマートフォンを見ずにベッドに入るというのは理想的です。
しかし、いきなりそのような理想的な生活をするのは無理ですよね。
まずは自分の睡眠がどんな状況で、もっとしっかり眠れたらどんな良いことがあるのかを見つめ直すことから始めてみましょう。
仕事がもっとはかどるかもしれないし、お子さんや旦那さまにも笑顔で接する時間が増えるかもしれません。頭痛や肩こりなど、不快な症状が軽減するかもしれませんね。
その上で、「寝る前のストレッチと、帰宅後に照明を落とすくらいからなら始められそうだな。」と思えたら、そこから変えていけば良いのだと思います。

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中村 眞弓

中村 眞弓株式会社ドクタートラスト 保健師

投稿者プロフィール

企業での健康相談や産業保健の経験を生かし、「じっくり聴く・しっかり考える」保健師を目指しています。社員の皆様・人事の皆様と一緒になって企業の健康を支えていけるよう頑張ります。
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