炭酸泉浴の効果

寒い冬は、温泉でゆっくりしたい!!
けど、なかなか行けないので、スーパー銭湯で我慢だしています。

先日行ったスーパー銭湯で、炭酸風呂炭酸を体験してきました。
シュワシュワというよりか、ちょっとピリピリ感があるお湯でしたが、
体には炭酸特有の小さな気泡がいっぱい付いていたので、電気ではなくしっかり炭酸でした。

今回は、最近メディアでも取り上げられる、『炭酸泉』についてのお話です。

炭酸泉ってどんなお湯?

炭酸ガスが溶け込んでいるお湯のことを『炭酸泉』といいます。
炭酸泉には、天然温泉と、人工的に炭酸ガスを入れた人工炭酸泉があります。
天然の炭酸泉で有名なのが、大分県長湯温泉です。
日本ではあまり知られていない炭酸泉ですが、ヨーロッパでは古くから健康増進や病気の治療に効果があると言われており、
最近では美容効果でも話題になり、利用者が増加しています。
特に、1000ppmを超える高濃度の炭酸泉は血流を著明に良くすることから『療養泉』と呼ばれています。

*療養泉とは、温泉法の定義で、温泉の中でも特に治療効果が期待できる温泉の事を言います。
(環境庁)

炭酸泉の効果

・血行改善
炭酸ガスが皮膚から浸透し、抹消血管を拡張します。
皮膚の血流は通常の3~5倍増加します。炭酸泉に浸している部分の皮膚が赤く変化し、
血流が良くなっていることが分かることもあります。
・疲労回復
血行が良くなり、体の隅々へ酸素が運ばれます。
それと同時に隅々に溜まっている老廃物を効率よく排泄し、新陳代謝を活発にします。
・リラックス効果
炭酸ガスは自律神経(副交感神経)を刺激し、心身の緊張をほぐします。
自律神経(副交感神経)が刺激されると、睡眠改善、食欲増進、免疫力アップなどの
効果があります。
・美肌効果
高濃度炭酸泉のpHは4.5~5程度の弱酸性です。このpHは、皮膚のpHとほぼ同じで
肌に優しく、アストリンゼン(肌の引き締め)効果による、美肌効果があるとされています。


*イラスト:炭酸泉ナビ(http://tansansen-navi.com/index.html)より引用

実は医療の世界では、10年近く前から、この炭酸泉の効果が利用されていました。
私自身、病院勤務をしていた頃に、足の潰瘍(かいよう)の治療目的で、
患者さんの足を炭酸泉につけて治療している医師を見たことがあります。
血行促進効果を利用し、傷を早く治す治療だったようです。
ちなみに、その時の炭酸泉とは、発泡性の入浴剤を利用していました!

ということで、調べてみました!
1000ppmを超える高濃度炭酸泉とは、1Lのお湯に1gの炭酸ガスが含まれている状態だそうです。
市販されている炭酸入浴剤のバブの場合、150Lのお湯に1つ利用した場合、約90ppmだそうです。
このバブを1つ使い1000ppmの炭酸泉を作るには、約13.5Lのお湯に溶かすことになります。

確かに、当時病院で見た炭酸浴は、足浴(足湯)用の容器に6~7L程度のお湯を入れて、
炭酸入浴剤を半分入れていたので、高濃度炭酸泉なみのお湯だったのかもしれません。

自宅のお風呂で、高濃度炭酸泉浴が出来ればいいのですが、そのためには入浴剤が10個以上必要です。
足湯の健康効果面を期待して、高濃度炭酸泉浴で足湯なら、比較的に自宅でも試しやすいかもしれませんね。

最後に、炭酸泉入浴剤のバブには、炭酸ガスの量を増やした「バブ メディケイティッド」という商品も販売されており、
こちらは150Lのお湯に1つ利用で、約140ppmになるそうです。

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