あなたの生産性、実はあれに奪われています

あなたは自分が「1日に何回の決断をしているか」知っていますか?
私たちのまわりは膨大な量の情報で溢れており、朝起きた瞬間から無意識に情報を取り入れています。
そのなかで個人差はありますが、人は約9,000回前後決断をしているといわれています。
この決断は脳を疲弊させ、特に考えて決断することは大きくエネルギーを使うため、仕事の生産性を下げることにつながりかねません。

決断疲れとは

「お昼は何を食べようか」
「指示の受けていた仕事をやらないと」

人は決断の回数が多いほど、精神的に疲れていき、「決断疲れ」が生じてしまうといわれています。
厄介なのは、決断しないで保留にしておくこともエネルギーを消耗させ、一説によるとその負担は2倍になるといういことです(エメットの法則)。
私たちは無数の選択を繰り返し、自分でも気づかないうちにエネルギーを使い、脳に負担をかけ、「決断疲れ」によって、うまく物事を決められなくなります。

毎日同じ服を着る世界の成功者たち

決断疲れを避けるために、意図的に毎日同じ服を着る人物がいます。
Appleの創始者、スティーブ・ジョブズが黒いタートルネックにジーンズという同じ服ばかり着ていたのは有名な話ですね。
スティーブ・ジョブズに限らず、第44代米大統領、オバマも同じくほぼ毎日同じスーツを着るようにしていたそうです。

その理由を、以下のように語ります。

”~, but at work it’s strictly blue or gray suits. “I’m trying to pare down decisions. I don’t want to make decisions about what I’m eating or wearing. Because I have too many other decisions to make,”

引用:「BARACK OBAMA TO MICHAEL LEWIS ON A PRESIDENTIAL LOSS OF FREEDOM:”YOU DON’T GET USED TO IT—AT LEAST,I DON’T”」(「VANITY FAIR」2012年9月12日)

「仕事においては常に青色か灰色のスーツを着用している。こうすることで私が下さなければならない決断が減るんだ。何を食べるか、何を着るか決める余裕はないし、他に決断しなくてはならないことが山のようにあるからね」

これらは「決断疲れ」を最小限におさえ、重要なことにエネルギーを使うための工夫です。

決断疲れをしないために

こうした「決断疲れ」を避けるため取り組むべき方法を2つ紹介します。

1. 決断を自動化する

毎日同じ服を着るのは難しいかもしれませんが、週単位で着る服を予め決めておく。
通勤の電車は〇分発のもの乗るなどルールを決めておくことで決断によるエネルギー消費を最小限におさえられます。

2. 優先順位をつける

やるべきことがたくさんある場合に、都度何を優先すべきか考えること、思い出すことにエネルギーを使ってしまいます。
朝一で優先順位をつけ、それに従い仕事を終わらせるようにしましょう。
特に重要な課題は午前中に済ませ、午後にはなるべくルーティンワークを持ってくるのがよいでしょう。

日常で決断を下すことは避けられません。
日々の何気ない行動に目を向け、エネルギーを節約し「決断疲れ」に陥らないようしましょう。

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西口 新株式会社ドクタートラスト

投稿者プロフィール

前職は、いわゆるブラックと言われる環境でした。「働き方改革」と無縁の状況を体験しているからこそ、綺麗事だけでなくそういった環境で働いている人にも役立つ情報を提供できればと考えています。
【保有資格】健康経営アドバイザー

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