残業時間と労災の認定率について

残業時間が80時間を越えると、労災リスクが急激に増加

下記の図を見るとに80時間を境に、脳・心臓疾患の発症率が激増していることがわかります。

<平成19年調べ>

逆に言いますと、時間外労働時間が月45時間以内であれば脳血管疾患、虚血性心疾患の発症率は少ないとされています。
そのせいか、残業時間60時間未満の労災はゼロという結果が出ています。
しかし、だからといって残業時間を45時間以内に抑えれば、労災認定がされないというわけではありません!
下記の図を見てください。

<平成19年調べ>

精神疾患の場合はなんと残業時間が20時間未満でも発症数が高く、労災認定もされています。
からだの不調は、過重労働がダイレクトに影響しやすいと言えますが、メンタルに関しては、本人の状況(元来持っていた疾患など)・職場の環境などの影響が多く、残業の多い少ないは密に関係していないともいえます。
テレビやニュースで、長時間労働がいかにメンタル疾患を引き起こすかなどの記事を多く目にするせいで、長時間労働=メンタル発症といったイメージを持っていましたが、実際のデータでは別の要因も多く存在するのですね。
残業時間ほぼゼロ!というのは素晴らしい職場環境だと思いますが、長時間労働=労災認定!というわけではありません。
残業ゼロにあぐらをかき安心するのではなく、職場の健康管理は手抜かりなく行うことが大切ですね。

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