ディーセント・ワーク ~働きがいってなんだろう~

ディーセント・ワークって?

ディーセント・ワーク(Decent Work)とは、「働きがいのある人間らしい仕事」と訳されます。
この言葉が初めて用いられたのは、1999年に開かれた第87回国際労働機関(以下、ILO)の総会でのこと。
当時の事務局長、ソマビア氏がこのディーセント・ワークをILOの活動目標とし、2012年に就任したライダー事務局長はILOの21世紀の役割として掲げました。

ディーセント・ワーク実現のためには? ~4つの戦略目標~

「雇用の創出」……国や企業が仕事を作る
「社会的保護の充実」……労働環境の整備や社会保障を充実させる
「社会対話の推進」……職場での問題を平和的に解決する
「仕事における権利の保障」……労働者の権利の保障や尊重

以上4つが、ILOにより提唱されている戦略目標です。
しかし、雇用の創出や社会保障の充実を労働者自ら進めていくことは不可能。
では、労働者はどのようにディーセント・ワークの実現に向けて取り組むべきでしょうか?

何に対して「働きがい」を感じますか?

冒頭でも説明しましたが、ディーセント・ワークとは、「働きがいのある人間らしい仕事」です。
では、働きがいとは何から得られるものなのでしょうか?

日本労働組合総連合会が2014年に公表したアンケート結果「ディセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)に関する調査」をみていくと、いくつか顕著な項目が見つかります。

・仕事を通じての自己成長
・自分のやりたい仕事ができる
・責任のある仕事ができる
・仕事とプライベートの両立が可能
・管理職や同僚との良好な関係構築          
などです。

さらに、男女別にみていくと、おもしろい結果が出てきます。
実は、女性のほうが「仕事を通じての自己成長」や「管理職や同僚との良好な関係」からやりがいを感じるケースが多く、男性は仕事での責任が大きいほどやりがいを感じる傾向にあるようです。
また、子育て中の女性に関しては、とくに「仕事とプライベートの両立」からやりがいを感じ、自営業の方であれば、仕事上での感謝の言葉が高い割合を示しています。

あなたにとって働きがいとは?

アンケート調査の結果から読み取れるように、何が働きがいにつながるのかは人それぞれ。
ぜひこの機会に、自分の働き方ややりがいについて振り返っていただき、取り組めそうなものにはぜひ挑戦してみてください!

例えば、素敵な朝の挨拶ひとつが、職場の人との良好な関係構築の第一歩となります。

<参考>
「ディセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)に関する調査(PDF)」(日本労働組合総連合会)
「ディーセント・ワーク」(国際労働機関)

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