泣き笑いでストレス発散

今回は、法律や制度などの堅苦しい分野からは少し離れた話題についてお届けいたします。

泣き笑いとストレスの関係

先日、『落語の泣き笑いで、職場のストレスと付き合う~ああ実感!』
というメンタルヘルス対策セミナーを受講してきました。
タイトル通り、セミナーには落語が組み込まれているというユニークなものでした。

“泣き笑いをすることにより、自然治癒力が活性化される”

精神科医の夏目誠先生による楽しい講義では次のように説明されていました。

『うつ状態』から回復までの流れ ※一例です

①『対象喪失』などの強いストレスを受ける

②現実が認められない「否認」の状態

③現実がみえてくると「うつ状態」になってしまう。

④カウンセリングを受けることにより、徐々に症状が軽快傾向していく。

⑤しかし、「以前の自分」に戻った感じではない。

カウンセリングや時間の経過から、徐々に回復をしていくが、
どこか「以前とは違う」という違和感が残るといわれます。
この④⑤の状態のときに、“泣き笑い”がとても有効であると仰っていました。

落語というのは、噺家(落語家)が一人で舞台に上がり、
一人で複数の役をこなす伝統芸能です。
落語には“人情噺”というカテゴリがあり、それには観客を笑わせるだけではなく、
ホロリと泣かせるという場面があります。
この「笑いながら泣く」または「泣きながら笑う」ということが人に
備わっている自然治癒力の活性化にとても有効であるということなのです。

⑤の以前の自分に戻った感じではないという“違和感”がこの泣き笑いを体験
していくことにより、次第に薄れていき、活力が戻ってくるのが実感できると仰っていました。
私自信、落語を鑑賞するのは初めてでしたが、噺家さんの巧みな芸(噺)に引き込まれ、
笑いそしてホロリと泣いてしまいました。(演目は「幸助餅」でした)
見終わったあとの爽快感はとても気持ちよく、
活力が湧き出てくるのが実感できました!!

“笑いは万病のお薬”という言葉をどこかで聞いたことがありますが、
その理由が少しわかった気がします。

会社の方や身近な方がメンタルでお困りの時は、“お笑い”のチカラを借りてみるのもいかがでしょうか?

落語、お勧めです!!

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藤原 実

藤原 実株式会社ドクタートラスト 大阪支店

投稿者プロフィール

ドクタートラストに入社後、早7年。業種規模問わず、さまざまな企業に訪問させていただいております。それらを踏まえ、アドバイスをさせていただきます! 産業保健についてより身近に感じていただけるよう、肩の力を抜いて情報をお届けします!
【保有資格】健康経営アドバイザー
【ドクタートラストへの取材、記事協力依頼などはこちらからお願いします】

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