室温対策について

オフィスの室温対策について考えていきたいと思います。

Q.このオフィスはとても日当たりが良く、室温が上がりすぎてしまいます。
真夏では室温が軽く30度を超えてしまいます……。
従業員がイライラして仕事ができなくなるほどです。
対策を考えてください。

産業医と職場巡視に同行させていただき、考えた対策をご紹介いたします。

オフィスの紹介

≪オフィスの概要≫
・オフィスビルの1フロアに入居している。
・空調は、部屋毎に変更できるのではなく、フロアの北側と南側で集中管理する形式。問題の部屋の空調は、応接室の空調と連動している。

≪問題の部屋≫
・南側に面した部屋で日当たり良好。窓を大きくとられている。(断熱窓)
・広さは約50平米(約15坪)ほど。
・部屋の用途は、業務管理などの事務員が常駐している。(20名ほど)
・1名に1台、デスクトップPCが与えられている。
・社外秘のデータを扱っている部署で、万全のセキュリティ対策をしているため、部屋を入り口の開放はできない。

≪備考≫
・もともとは、物置として使用していましたが、業務拡大と人員増により昨年より現在の使い方を始めた。
・暑くて仕事にならないので、他の部屋よりも低い温度設定をできるように特別ルールを採用している。(ですが、空調が効かない…)

●——————-●

上記の情報を事前にいただき、職場巡視を行いました。
巡視する際は、
・どこに熱源があるか?
・照度十分か?
・空調の吹出し口はどこか?

などを重点的に確認していきました。
気になる点を挙げ、それぞれの現実的な対策法を考えました。

■——————-■

○熱源に対する対策
・南側の大きな窓(もちろん断熱ガラスではあるが、冬場は、暖房が必要ないほど暖かいが、夏場は非常に暑い)
⇒窓用の遮熱フィルムを貼る。
・PC本体
⇒デスク下へ移動させるなどし、できるだけ従業員から遠ざける。

○照明設備
⇒南側の大きな窓に、十分な数量の蛍光灯がある。それぞれのデスクで照度計を用いて可能な限り蛍光灯を抜く。
⇒蛍光灯をLED化する。

○空調の吹出しを確認
⇒ビル自体の設備が新しく、照明設備の横に吹出し口が設置されており、部屋全体に冷気が行渡るよう設計されているが、それを上回る熱量のため、空調が効いていないと思われる。現在1台のサーキュレータを使用し空気を動かしているが、可能であれば4台に増やし、部屋の4隅から稼動させる。
⇒社員全員に団扇を配布する。

■——————-■

限られた時間でしたが、上記のような対策法が考えられました。
衛生委員会で得られた情報をもとに、今後、社内で検討会議を開き、社長へ稟議を提出する予定とのこと。
上手く室温対策ができることを願っています!

【コメント】
こちらの企業様は、右肩上がりで業績が伸びており、急激な人員増のため、思わぬところで弊害が出てしまっていました。
上記の対策の他には、他のフロアも借りる・事務所移転などが出ましたが、現実的ではないと理由で却下となりました。
何か良い策があるようでしたら、ご意見お待ちしています!

室温対策の経過情報については、後日お伝えしたいと思います!

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