40歳過ぎたら大腸がん検診を
- 2014/3/8
- 健康管理

3月に入りましたが、まだまだ寒い日が多く冬の名残を感じますね。
さて、大腸がん検診を皆さんは定期的に受けているだろうか。
大腸がん検診の重要性
癌による死亡率を部位別で見ると(2011年)
男性:1位 肺 2位 胃 3位 大腸
女性:1位 大腸 2位 肺 3位 胃
となっており、男女を一緒にした場合は、
1位 肺 2位 胃 3位 大腸
の順番となる。
胃がんや肝臓がんは近年減少傾向にあるが、代わりに増えているのが大腸がん。
日本人の食生活の変化が大腸がん増加の原因のひとつと言われている。
大腸がん発見のためには「検便」「内視鏡検査」がある。
検便は便中に血液が混入していないかを調べる検査で、特に痛いこともなく簡単に受けられる検査だ。
腫瘍や大きいポリープがある場合、そこから出血していることも多く、便の検査を行うことで腫瘍やポリープの可能性を見つけることができる。
便潜血+になった場合に行うのが内視鏡検査。
こちらは下剤を飲んだりカメラを入れたりとそれなりに苦痛を伴うことが多いため、あまり受けたい気持ちにはならないかもしれない。
医学の技術も使用する機械も日進月歩であり、現在では内視鏡で見ただけで、癌なのかそうでないのか、またポリープの中でも癌になる可能性が高いものとそうでないものがある程度見分けられるようになってきている。
また、治療技術も進歩しているので、内視鏡で治療のできる範囲が広がっている。
進行の比較的緩やかな癌だからこそ、早期の段階で発見出来るケースが多い。
40歳を過ぎたらちょっと頑張って、大腸がん検診を受けるようにしよう。