毎月のプレミアムフライデーに「テーマ」を!

来月で1周年!

昨年2月から始まったプレミアムフライデーも、来月で1年を迎えます。
10月に推進協議会はプレミアムフライデーについてさまざまな調査を実施。その結果を公表しました。
今回は、プレミアムフライデーの「今」について、考えていきたいと思います。

プレミアムフライデーの現状

今回の調査で427名の20代男女に「『プレミアムフライデー』についてどのように思いますか」という質問をしたところ、53%の方が「賛同する・ある程度賛同する」と回答。過半数が賛同を表明しているという結果であったことを発表。
また「あなたは、今後、『プレミアムフライデー』に参加し、 新しい体験を楽しみたいと思いますか?」という質問に対しては62.5%の人が楽しみたい意向を回答しています。ここから、若者の「プレミアムフライデー」に対する前向きな姿勢が明らかになりました。
また同調査で「プレミアムフライデー」の認知度は9割と高い水準にありますが、インターネット上で行った調査によると、勤務先でプレミアムフライデーが「導入されていない」と回答した人は89.4%に上り、「導入されたが中止となった」と回答した人は1.0%に上ります。
この実態を基に、推進協議会ではプレミアムフライデーの浸透に向け、昨年10月からある取り組みを始めていました。

プレミアムフライデーが働き方改革の一助に!

調査の結果を経て、推進協議会は、働き方改革の浸透や消費喚起の実現に向けた「今後の方針」を発表しました。
その内容とは、各月ごとに、季節に合わせた推奨テーマを発表するというものです。
10月は「プレミアムハロウィン」、11月は「プレミアム“カラダ”プライデー」、12月は「プレミアム年忘れプライデー」とすでに実施されており、今月(本日)のテーマは「プレミアムはじめるフライデー」となっております。今後も月末金曜を基軸に、“振替プレミアムフライデー”など各企業・団体の状況に合わせて柔軟な対応も推奨し、推進していくとのことです。

また、働き方改革の契機として、「プレミアムフライデー」を活用した4割の企業のうち、約7割の企業がその“効果があった”と回答しています。

「プレミアムフライデーに向けて計画的に業務・休暇スケジュールを組むようになり、働き方や業務プロセスを見直す意識が高まった」

「総労働時間が削減された」

「15時で帰宅し、職場の懇親会や家族との時間に充てたという声が聞かれた」

など、前向きな効果が表れていることが分かります。推進協議会では、取組に関する調査については、今後も定期的に実施していくため、今後の動きにも注目したいと思います。

参考:今後のプレミアムフライデーの実施方針について(https://premium-friday.com/doc/release20171020.pdf

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服部 恭子株式会社ドクタートラスト

投稿者プロフィール

漠然と世の働く人全体を支える仕事がしたいという思いで就職活動を進めるなかで、「健康で元気にはたらく人を増やす」という理念を掲げるドクタートラストに惹かれ、新卒で入社。約1年間営業として活動したあと、産休育休を経て、営業事務、ストレスチェック実施事務に従事する。
現在はチーフアナリストとして、ストレスチェックのデータ分析を行いながら、コンサルタントをサポートする。
【ドクタートラストへの取材、記事協力依頼、リリース送付などはこちらからお願いします】

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