衛生管理者の長期不在は違反?

すでにご存知かと思いますが、衛生管理者は産業医同様、従業員が50人を超えることによって選任する義務が生じます。

衛生管理者は、誰でもなれるわけではなく、資格として、衛生管理者免許試験に合格することなどが必要になっています。
もし、衛生管理者が未選任の場合、罰則として50万円以下の罰金が課せられることがあります。
(労働安全衛生法第12条第1項)

<代理者になれる条件>
1.衛生管理者となる資格を有している者
(衛生工学衛生管理者、第一種衛生管理者、第二種衛生管理者、医師又は歯科医師など)
2.保健衛生に関する業務に従事している者または従事した経験を有する者

また、1のように資格をもった方でなくても、過去に衛生管理者の補佐をしていた方や衛生委員会の委員をされていた方でも、代理者となることができます。
ちなみに、この代理者については、監督署への選任報告義務はありません!
しかし、ここで新たな疑問が生じます・・・。

資格をもった方が他にもいらっしゃれば、その方を新しい衛生管理者に選任し、届出をすればいいのですが、そうでない場合、後任がなかなか見つからないことがあります。
そのような場合については、都道府県の労働局長の許可を受けることにより、特定の者を衛生管理の業務に従事させることを条件として、期間内(およそ1年以内)に限って許可することがあります。
その間に、新たな衛生管理者資格を持つ方を確保していく必要があります!
衛生管理者の資格試験は毎月行なわれていますが、取得までには数ヶ月は必要になります。
このように担当者が、急遽退職するなどして、会社の安全管理体制が機能しないという事態にならないよう、複数の社員さんに資格を持たせておくなど、柔軟に対応できる体制を整えておくことが重要ですね。

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