休職中からのリワーク支援について 自立支援医療制度とは?編
- 2013/4/17
- 労働環境

今回は、前回の続きとして国が医療費の負担を軽減してくれる制度である「自立支援医療制度」についてお話したいと思います。
通院による精神医療が継続的に必要にになった時に、国が医療費の負担を一部軽減してくれる制度です。
申請すると、通常3割負担になる医療費が1割に減額されます!
うつ病・躁病などの気分障害、統合失調症、てんかん、認知症、依存症などの重度かつ継続的な病気の場合、自立支援制度を利用することが出来ます。
お住まいの各区市町村担当部署(保健所等又は障害者福祉所管課等)に以下の書類を提出してください。
病院で自立支援医療診断書を作成してもらい、必要書類を揃え、提出すれば完了です。
およそ1ヶ月程で適用されます。
※申請した日から適用されるまでにかかった費用は後日返金されますのでご安心下さい。
この制度を利用すれば前回ご紹介した医療系リワーク施設が、1日420円~1160円程度で利用することが出来ます!
※金額は前年所得により変動
このような制度がある事を知らない方も沢山いるかと思います。
リワーク利用だけでなく、通常の通院への負担軽減としても、まだ申請されていない対象の方は一度かかりつけの先生に相談されてみてはいかがでしょうか。
医療費の負担がかなり楽になると思いますよ!