20~30代で広がる早発閉経

3月1日~8日は、女性の健康週間。
この期間は、各ライフステージごとの特有の健康問題、トラブルに関する知識・予防方法の啓発活動やイベントが各地で催され、それぞれに特徴ある情報発信が行われる。

さて今日は、そんな女性の健康について、少し気になるこちらのお話を。

早発閉経という病気

産科婦人科用語解説によると、閉経とは、「12ヶ月以上の無月経を確認するか、
黄体ホルモンを投与しても消退出血を認めない場合」と定義されており、その平均は45~56歳とされている。
一般には、加齢に伴う自然な卵巣機能の衰えにより、月経周期が次第に不規則となり、月経血量の減少がみられる。

しかし、この早発閉経では40歳未満で閉経が訪れ、中には20代・30代で閉経を迎えてしまう方もいるという。

原因

遺伝性(ターナー症候群など染色体異常)、自己免疫性、医原性(放射線治療、抗ガン剤)などが起因していると考えられているが、はっきりした原因は不明である。
喫煙、慢性的なストレス、極端なダイエット、体脂肪の極端な減少なども関係していると言われているが、
ほとんどが原因を特定することは難しいのだそう。

早発閉経になるとどうなる?

卵巣機能が早期に低下してしまうため、妊娠は非常に難しいといわれている。
また、エストロゲン分泌が減り、下垂体からの卵胞刺激ホルモンの分泌が過剰となることから、
本来更年期に起こるような症状(のぼせ、倦怠感、イライラ、易疲労感、気分の浮き沈みが激しいなど)が現れる。
分泌されるはずのホルモンが早くから減少することにより、骨粗しょう症や心疾患のリスクも高まるため、
月経不順や、月経が3か月以上来ないという方は、婦人科を受診していただきたい。

早発閉経のリスクを減らすには?

遺伝性や自己免疫疾患の場合もあるため、100%の予防は難しいが、生活習慣を見直すことで、リスクを軽減できる可能性はあるといえる。

・喫煙している方は禁煙を
・無理なダイエットは控え、体に負担のない方法で健康的に体重を落とす
・バランスの良い食事を心がけ、偏食をしない
・ストレスを溜めこまずに休息、リラックスを

はっきりとした原因がまだ解明されていない病気ですが、日ごろから月経不順や、長い間月経が来ない時がある、など気になる症状のある方は要注意。

改めて、普段の月経周期や月経に関するトラブルがないか、振り返ってみてほしい。

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