主要7か国中最下位・・・日本の課題「労働生産性」

労働生産性という言葉は、聞いたことがあるのではないでしょうか。
これは「従業員一人当たりの付加価値額」を言い、労働の効率性を計る尺度でもあります。
労働生産性が高い場合は、投入された労働力が効率的に利用されていると言えるのです!

そんな労働生産性ですが
日本が世界的にみてどのくらいのレベルかご存知ですか?

日本の世界順位は・・・

日本生産性本部が発表した「労働生産性の国際比較 2016年版」によると
日本の1人あたりの労働生産性は783万円でOECD加盟国(35ヵ国加盟)の中で22位、
時間あたりの労働生産性は4,439円で20位という結果になりました。

どちらにしても主要7か国の中で最下位という結果です。

ちなみに1人あたりの労働生産性トップ3は
1位 アイルランド
2位 ルクセンブルク
3位 アメリカ
時間あたりの労働生産性トップ3は
1位 ルクセンブルク
2位 アイルランド
3位 ノルウェー
となっています。

長時間働く=労働生産性向上ではない

世界の休暇日数(土日を除いた休日(有給休暇の取得日数含む)の合計)ランキングで日本は20位(休暇日数26日間)。
有給休暇の取得率もワーストクラスです。
対して欧米諸国は、30日間は必ずお休みがあり、取得率はほぼ100%・・・。
(バカンスの制度等があるからかもしれませんが)

勤勉で良く働くというイメージがある日本人ですが
その働きがうまく労働力となっていないのが現状のようです。
つまり、長時間働けば労働生産性が向上するという訳ではないのです。

バカンスをしっかり楽しんでいるイタリアの労働生産性は毎年10位前後ですので
我々よりもたっぷり休んでいるにもかかわらず
賃金は我々よりも高い(高ければ高いほど賃金UPにつながるとされています)という
なんとも悲しい状況なのです・・・

上位諸国との差は何?

では、なぜこのような差が生まれるのか。
私がまず思うのは、オンオフの切り替えがしっかりできるかできないかの違いです。

日本人はよく「仕事を持ち帰る」ということをします。
例え持ち帰らなくても、家で仕事のことを考えてしまうのは誰もがあることだと思います。
このようにズルズルと仕事を引きずることが
労働生産性向上の妨げになっているような気がします。

パッと切り替えてプライベートはしっかり楽しみ、リフレッシュをして
仕事の時は集中して生産性を上げる・・・
結果、時短勤務にも繋がりますし良いことづくしです!

ぜひ、皆さま自身の「生産性」を意識してみてください。
そうしたらゆくゆくは、欧米のようなバカンスが取得できる日が来るかもしれませんよ!

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中川果穂

中川果穂株式会社ドクタートラスト 広報

投稿者プロフィール

幸福度や労働生産性が高いと評される北欧(ノルウェー)へ留学した際、仕事に対する日本と北欧の良いところ悪いところをひしひしと感じてきました。この良いところをお伝えすべく、北欧の労働環境などに関しての情報はもちろん、身近な話題や疑問を分かりやすくお仕えできるよう日々勉強中です!
【ドクタートラストへの取材、記事協力依頼などはこちらからお願いします】

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