“見える化”で社員の仕事効率アップ

あなたが仕事をするうえで求められる「効率の良い仕事」。

頭では理解しているつもりでも上手くいかないーーそんなことはありませんか?

1日の仕事量を普段から意識して、計画的に仕事をしている方もいると思いますが、より効率良く仕事をするにはどのようにすれば良いのでしょうか。

本人が意識して仕事の効率をアップすることはもちろん大切ですが、今回ご紹介したいのは会社全体、あるいは部署全体で社員の仕事量を“見える化”し、仕事効率を全体的にアップしよう!というものです。

そもそも「仕事の効率」とは

仕事の効率とは、どのようなことを指すのでしょうか。

効率は、「無駄がないさま」という意味を持ちます。

仕事を”無駄なく”行うことができるようになれば、仕事の効率が上がったと言えるでしょう。

仕事量を“見える化”し、社員の仕事を把握しやすい環境に

上司は、部下の仕事を把握し、部下の仕事量が適切なものになるようマネジメントする役割を担っています。

しかし、上司が部下の仕事量を把握できないと、1日の実働時間では終えられないほどの仕事量を部下に任せてしまうことになりかねません。

与える仕事量が多いのでは、計画的に仕事をすることも困難になってしまいます。

また、適当な仕事量が割り振られないと、仕事の効率は落ちる一方です。

誰がどのくらいの仕事を抱えているのか“見える化”することにより、個人に見合った仕事量が割り振られ、仕事の効率アップを目指せるかもしれません。

”見える化”の具体的な方法は、

・社員イントラを活用して社員全員が閲覧できるスケジュール表を作成する

・社員の仕事量が見えやすいよう、週1回部署でミーティングを設ける

等が考えられます。あなたの部署に合った方法で、実施しやすいものから始めてみましょう。

社員のメンタルを気にかけ合える環境づくりを

「あの人、今日はいつもより元気がないみたい」「今日は何か良いことあったのかな」と、普段から顔を合わせて仕事をしていると、社員の顔色や表情で、その人の気持ちが伝わってくることはありませんか。

仕事に追われていたり、精神的に辛い状況にあるときは、顔色や表情に変化があるものです。

社員の仕事量を把握しやすい環境づくりは、社員の心の変化に気づくきっかけづくりに繋がるかもしれません。

職場環境をより良くするために、あなたの職場でも「仕事量の見える化」を行ってみてはいかがでしょうか。

 

参考文献:夏目 誠  2015.05.12 “気づき力”で変化をキャッチ ちょっと先読むメンタルヘルス 中央労働災害防止協会

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