心も体も新年度への準備をしよう
- 2014/4/1
- 健康管理

4月といえば、いろんな「新」がある
新年度、新学期、新入社員、新入学、など。
周りの環境がガラっと変わり、新しい生活が始まる、期待と不安が入り混じる季節。
季節も長い長い冬から春に変わり、服装や生活スタイルも変わる。
ドキドキ、ワクワク、あるいは緊張しているという方もいるかもしれない。
いずれにしても、この時期は、期待に膨らみ、必要以上に頑張ってしまいがちである。
新しい生活が始まると、人は多かれ少なかれ、ストレスを感じることになる。
からだにとって強すぎるストレスは「悪いストレス」となるが、適度なストレスはからだを強くし、明るい気持ちにさせてくれる「良いストレス」になる。
ストレスが、「悪いストレス」になるか「良いストレス」になるかは、ある程度、自分次第だ。
ストレスに勝てるからだを作るため大切なこと
まず、日常生活のバランスとリズムを整えることだ。
下記の3つ、あなたはできているだろうか。
・バランスの良い食事
当たり前だが、食事は人が生きるうえでの基本。
規則正しい食事はもちろんのこと、楽しい食事は緊張を和らげる効果ももたらす。
・適度な運動
適度な運動はからだの緊張をほぐし、余分なカロリーを消費する。
心地よい疲れは良い睡眠にもつながる。
無理なく自分に合った運動を見つけよう。
・活動と休養のバランス
からだは、朝起きて日の光を浴びることで「活動」のスイッチが入り、1日の活動を終えた夜には再び眠くなり「休養」を取るようにできている。
休養=睡眠によって脳のエネルギーは回復する。
十分な睡眠は脳の疲労を回復させ、からだの中の反応を安定させるため、ストレスによる臓器(胃腸など)へのダメージの回復につながる。
これらはすべて、一見当たり前のことばかりのように思えるが、このように「よく食べ、よく遊び、よく寝る」という子供のような生活が、同じくオトナのからだにとっても大切なのことなのだ。
※昼夜のサイクルや体内時計のリズムが合わないために、通常の社会生活に求められる時間に寝起きすることができない場合を、医学的には「概日リズム睡眠障害」と呼ぶ。
新生活を心身ともに健康で過ごすために、「当たり前のことを当たり前にこなす」ことを意識し、「子供のような規則正しい生活」を送ってみてはどうだろうか。