怒りをコントロールする「アンガーマネジメント」

あなたは、1日のうちイライラすることは、どのくらいありますか?
また、そのイライラは、どのくらいのレベルのものでしょうか。
ストレス社会といわれる昨今、「イライラすることばっかりだ」「私って、怒りっぽい性格かも」と感じている方に、「アンガーマネジメント」をご紹介いたします。

「怒らないこと=アンガーマネジメント」ではありません

アンガーマネジメントといっても、全く怒らないことを指すものではありません。
重要なのは、怒る必要のあることと、怒る必要のないことの基準を自分の中にしっかり持つことです。
その区別ができていないと、「あんなこと、言わなければ良かった」と後悔し、心の中にモヤモヤを抱えてしまいます。

具体的に何をすればよいか

① いつ、どこで、何に怒りを覚えたか、その時どんなふうに感じたかを簡潔に記録する
記録は簡単なもので構いません。
怒りの分析をする必要はなく、あくまでも事実を書き残すだけです。
記録を残すことで、あとで読み返した際に、怒りの感情への対処法を見つけやすくなります。

② 自分の怒りの度合いを10段階で数値化

全く怒っていない普通の状態を0、人生最大の怒りを10として自分の怒りを数値化してみましょう。
たとえば以下のようにあらわします。

  • 「軽くイラッとした」 → 1~3
  • 「まあまあ怒ってしまった」→ 4~8
  • 「すごく頭にきた!」→ 7~9

数値化してみると、「あの時は、すごく怒ったけれど、考えてみたらたいしたことではなかった」という場合が見えてきて、「本当に怒る必要があったか?」と考えることができます。

怒りの裏には、「べき」が隠れている

人にはそれぞれ自分の中に「べき」があって、許せるものと許せないものがあります。
「べき」は、「あなた自身の正解」なのです。
ただ、気分によってイライラしたり、あるいは全然イライラしなかったりします。
気分に左右されずに、あなたの怒る基準が安定していることが重要です。
あなたの怒る基準が安定してくると、他人の「べき」に対しても感情的にならず、一呼吸置いて耳を傾ける姿勢ができるでしょう。
些細なことではイライラせず、怒るべきところでは意思を伝えることができる。
その基準をしっかりと持つと、心が安定してくるでしょう。
怒りの感情と上手に向き合うきっかけとして、「アンガーマネジメント」を試してみてはいかがでしょうか。

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