青魚、食べていますか?
- 2014/5/26
- 食事

あじの美味しい季節
あじの旬は、5月から7月と言われている。
栄養面からみたあじについて、お話をしたいと思います。
あじは、背の青い魚、いわゆる青魚のひとつ。
DHAやEPAなどの不飽和脂肪酸を多く含まれているのが特徴。
アジには特にEPA(エイコサペンタエン酸)が多く含まれている。
EPAは、血液をサラサラにして、血中のコレステロールや中性脂肪を減少させる効果がある。
ただし・・・EPAを多く含む魚は、酸化しやすいという特徴があるので
鮮度には十分注意が必要。
さらに、タウリンが豊富に含まれているので、不飽和脂肪酸と相乗効果で生活習慣病を予防し、疲労回復効果も期待できる。
タウリンは、身体や細胞を正常な状態に戻そうとする作用がある。
私たちの体内で合成できるタウリンは少量なので、食材から摂取する必要性がある。
青魚の臭いが苦手な人もいるのではないか。
下ごしらえにひと手間加えて臭みを抜く。
・塩を振って10から20分置いておく。
・熱湯をかけて霜降りにする。
・ワインをかける。
など、少し工夫をすると臭みが軽減するよう。
調理法に合わせて取り入れてみましょう。