春の胃もたれはこうケアする

この時期、胃はお疲れ

4月になり、お花見、歓送迎会と、楽しい行事が目白押しのこの季節。
お付き合いで、宴会や飲み会の機会が増える春ですが、楽しさのあまり、ついつい食べ過ぎ・飲み過ぎになってはいませんか?
暖かく朗らかな陽気の中での飲食は、いつになく進んでしまうかもしれませんが、自分でも気づかないうちに食べ過ぎ・飲み過ぎになっている傾向があるので注意が必要です。

胃を健康に保つために重要な「体内時計」

胃腸を健康にするために、と聞いて、真っ先に対策を思いつくのは食生活でしょう。
ですが、同じくらい睡眠も重要だということはご存知でしょうか?

内臓は24時間絶えず活動していると思われがちですが、実は元気に活動している時間、休んでいる時間があり、その時間帯は臓器によって異なります。
これらは体内時計によってコントロールされており、消化酵素は食事時間を想定して分泌され始めます。
いつも、食後にタイミングよく消化酵素が出ているというわけではないのです。
そのため、消化酵素が分泌される時間と、実際の食事時間が大幅にずれてくると、消化がスムーズに進まず、胃腸の不調や便通の乱れ、さらには太りやすくなるといった影響も出てきます。

体内時計が整っているかどうか、これには睡眠のリズムが大きく関わっています。
寝付けない、途中で目覚める、いつも眠いなど睡眠が乱れているときは、体内時計も乱れています。
会食で帰宅が遅くなった場合は、できるだけ早めに休み、睡眠時間が少し短くなってもよいので翌朝はいつもの時刻に起きるようにし、体内時計がずれていかないように心掛けましょう。

食生活の整え方

●食事と食事の間にきちんと間隔をつくる
食事の時間を決め、1日3回規則正しく食べる習慣を崩さないことで、胃の負担を軽くしましょう。
極端に食事と食事の間の空腹時間が長すぎることも、負担が大きくなるため注意が必要です。

●よく噛む
たくさんの料理が並ぶ宴会など、早食いや、だらだら食いになっていませんか?
噛むことで唾液が食物と混ざり合い、消化吸収されやすくなるため、早食いは胃に余計な負担を掛けることにつながります。
また一般に、胃が弱っている時はお粥が良いとされていますが、熱いままよく噛まずに流し込むことは、かえって胃に負担が大です。
まずは「噛む」ことが消化の第一であることを忘れずに!

●胃内の停滞時間をなるべく短くするために
胃が疲れているな、と感じるときは、食材は細かく切ってよく煮込み、硬い食材は控えるのがよいでしょう。
脂質性の食品(肉・揚げ物・バター等 )は特に胃内の停滞時間が長く、消化に約4~5時間かかるため、胃もたれの強い時は摂取を控えましょう。

●夜が会食の日も、昼食はきちんととる
夜に飲み会が入っているから、昼食は軽めに、という調整方法はやめましょう。
昼食を軽くし過ぎた結果、胃が空っぽの状態で高カロリーな食事・アルコールを摂ることになり、胃への負担や血糖値上昇、悪酔いの原因にもなります。
昼食はいつも通りに摂り、アルコールを飲む人は、代謝に必要なビタミン類がしっかり摂れるよう、野菜多めのメニューがお勧めです。

せっかくの楽しい行楽を楽しむためにも、日々の疲れをリセットし、賢く食べることを心掛けましょう。

参考:小島美和子,へるすあっぷ21(2015.12月号),株式会社法研,2015.

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