かゆいのは乾燥が原因だと思っていませんか? ~温熱蕁麻疹について~

オフィスで暖房にあたっていたりすると、なんだか肌がかゆい。しかも、かくとどんどんかゆくなっていく…。
そんな症状に悩まされてはいませんか?

実はそれ、単なる乾燥によるかゆみではないかもしれません。

温熱蕁麻疹を知っていますか?

温熱蕁麻疹という言葉を知っていますか?
簡単に言えば「熱に対するアレルギー反応」です。
温水や温風等、温かい刺激に対してアレルギー反応を体が起こす場合があります。
外回り等で冷えた体が暖かい社内に戻ったときや、湯船につかったりしているとき、蚊に刺されたようなちくちくとした痛みや皮膚の腫れ・赤みを感じることはありませんか?
心当たりがある方がいたら、それは温熱蕁麻疹かもしれません。
こんな症状が感じられたら要注意!

もし以下のような症状に心当たりがあれば、注意が必要です。
1 風呂に入ると、腕や太ももなどにかゆみを感じる。

2 入浴後、肌を手でかくと真っ赤になり、かゆみが悪化する。

3 厚着をしていると、ピリピリとしたかゆみを体に感じる。

4 暖房器具の近くにいる時に、当たっている部分かゆくなる。

5 汗をかくとかゆくなり、拭いたりせずに放置するとかゆみが悪化する。

なぜかゆくなるの?

体の中の温度変化を感じ取りやすい場所、例えば血管が集まっていたり乾燥しやすいひじやひざ・ももなどに、急に体が温まることでヒスタミンという物質が集中し、腫れや熱を帯びてかゆみを感じるようになります。
肌が刺激に反応している状態のため、患部をかいたり摩擦の刺激でかゆみが増したり、広がってしまったりするので、可能な限り刺激を与えないように我慢しましょう。

大切なのは熱を避けること

温熱蕁麻疹はアレルギーです。花粉症の人が花粉を避けるのと同じようにアレルギー源を避ける必要があります。
急に暖かい場所に行ったり、こたつや入浴等で急激に体が温度変化にさらされたりすることも、可能な限り避けるほうが良いでしょう。
病院に行く場合には、抗ヒスタミン薬の内服や注射などを勧められることもあります。

温熱蕁麻疹は、薬を飲めば即完治する、という類の病気ではありません。
悪化をしないように刺激を避けて生活をすることが大切です。
また、年齢やホルモンのバランス、環境の変化等によって自然治癒する場合もあります。
自分の体と上手に付き合って、冬を乗り切りましょう!

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大沼 泉株式会社ドクタートラスト ストレスチェック研究所

投稿者プロフィール

結婚・出産・育児といったライフイベントを乗り越えながら女性がいきいきと働くには、どんな職場環境が望ましいのか。ブラック企業から転職し、産休育休を経た経験をもとに、産業カウンセラー、そして働くママ社員の立場からさまざまな情報をお伝えしてまいります。
【保有資格】産業カウンセラー
【ドクタートラストへの取材、記事協力依頼などはこちらからお願いします】

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