疲れ目防止のために今すぐできる「画面設定」調整法

仕事上、パソコンの画面を長時間見続ける必要がある人は、働く人の中でもかなり高い割合を占めます。
パソコンを長時間見続けることの弊害は、やはり「目の疲れ」でしょう。

厚生労働省の調査でも、OA機器の使用によって疲労や症状を自覚している人は、約7割にのぼります。
さらに、そのうち9割が「目の疲れ・痛み」を感じていることがわかっています。
(厚生労働省「技術革新と労働に関する実態調査」平成20年労働安全衛生特別調査より)

「目の疲労」が進行すると「眼精疲労」に

目の疲れ=眼精疲労と思っている方は多いのではないでしょうか。

実は、目が疲れただけでは「眼精疲労」とは呼びません。
目の疲れが進行し、一定時間休憩をとっても、頭痛や肩こりなどの症状が消えずに残るところまで進むと、初めて「眼精疲労」と認識されるのです。

眼精疲労の症状は目だけにとどまらず、
・頭痛など目以外の部分の痛み
・胃痛や食欲不振
・便秘
・精神的なイライラ・不安・抑うつなどの症状
なども引き起こすことがあり、決して軽視してはいけない疾患です。

重要なのは、目の疲労から「眼精疲労」まで進んでしまう前に、適切な対策をとることです。

まずはここから!目が疲れにくい画面設定とは?

それでは、目の疲れを防ぐためにどんな方法を取ればよいのでしょうか。

今パソコンの目の前に座っている方が、今すぐ・簡単にできる疲れ目対策があります。
それは、「画面設定」を一度見直すことです。

通常のオフィスの明るさの下であれば、画面の明るさは輝度は100~150カンデラ/平方メートル程度に調整するのが望ましいとされています。
けれども、それだけを聞いても、パソコンに詳しい方以外は「実際どうすればいいの?」となってしまいますね。

使うのはコピー用紙1枚!手軽にできる画面の明るさ調整法

そこで、一番手軽にできる簡単な方法は、「コピー用紙を使う」ことです。

まずは、なるべく白い面の多いページをデスクトップ上に表示させます。
そして、コピー用紙をその画面に並べてみて、明るさの違いを見るという方法です。

コピー用紙と比べて画面が明るく、白っぽければ、少し画面が明るすぎるということになります。
そのような場合は、画面の明るさとコントラストを調整して、なるべくコピー用紙に近い色合いになるようにしましょう。

眼精疲労まで症状が進んでしまうと、改善するのはなかなか難しいものです。
「疲れ目」のうちに、しっかりと改善策を講じておきたいですね。

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中村 眞弓株式会社ドクタートラスト 保健師

投稿者プロフィール

企業での健康相談や産業保健の経験を生かし、「じっくり聴く・しっかり考える」保健師を目指しています。社員の皆様・人事の皆様と一緒になって企業の健康を支えていけるよう頑張ります。
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