残業代未払いで書類送検
- 2015/9/3
- 労働安全衛生法

つい最近、有名飲食チェーンが在籍する社員とアルバイト従業員に対する
労働基準法違反の疑いで、検察庁に書類送検されたとの発表があった。
ブラック企業対策として東京と大阪の労働局に設置された
特別対策班による書類送検は全国で二例目。大阪では今回が初めてだ。
過去にも店舗での長時間労働の是正などを指導したが、
改善が見られないため書類送検に踏み切った。
労働基準法 残業代の支払いについて
【法内残業】
就業規則等で定められた所定労働時間を超える残業
【法外残業】
法定労働時間を超える残業
いわゆる8時間を超える時間外労働
上記に関し雇用主は残業代の支払をしなければならない。
※また割増賃金も必要になる!
時間外労働・深夜労働 25%以上
休日労働 35%以上
時間外+深夜労働 50%以上
休日+深夜労働 60%以上
今後も残業代の未払いについて取締りが厳しくなっていく。
企業名の公表や書類送検は大きなダメージとなるだろう。
そうならないためにも、法を守るということが大切だ。