インフルエンザに感染した時の出勤は?

年が明けて1月に入り、インフルエンザに感染する方も増加の傾向が見られます。
〔参考〕インフルエンザ流行レベルマップ(国立感染症研究所)http://www.nih.go.jp/niid/ja/flu-map.html

従業員がインフルエンザに感染した場合の出勤に関してお悩みの企業様も少なくないのではないでしょうか。

Q:インフルエンザに感染している社員の出勤はどうしたらよいでしょうか?

A:就業規則に沿って休業の判断をしてください。

インフルエンザ(鳥インフルエンザ及び新型インフルエンザ等感染症を除く)は、【感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律】において、「五類感染症」と規定されています。
この「五類感染症」に関しては、法律では特に、就業を制限されていません。

※同法においての「五類感染症」とは、主に次に掲げる感染性の疾病をいいます。
①インフルエンザ(鳥インフルエンザ及び新型インフルエンザ等感染症を除く)
②ウイルス性肝炎(E型肝炎及びA型肝炎を除く)
③クリプトスポリジウム症
④後天性免疫不全症候群
⑤性器クラミジア感染症
⑥梅毒
⑦麻しん
⑧メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症

健康管理の呼びかけを

しかし、【労働契約法】第5条には「使用者は、労働契約に伴い、労働者がその生命、身体等の安全を確保しつつ労働することができるよう、必要な配慮をするものとする」
との定めがあることから、インフルエンザに感染している社員が出勤することで、その当人はもちろん、その他の従業員の健康に悪影響を及ぼす場合が想定される場合には、会社が安全配慮を怠ったとみなされかねません。

そこで、就業規則において、どういう状況になった場合、会社はその社員を休ませることができるかを規定しておく必要があるのです。

なお、この場合、会社の都合で休ませることになりますので、労働基準法上の休業手当(平均賃金の60%)を支払う必要がでてきますが、本人が自主的に休む場合は、休業手当の支払いは不要となります。

日頃から、健康管理についての注意を呼びかけていきましょう!

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