実は夏は太りやすい?夏太りにご用心!

実は太りやすい夏

猛暑日の連続記録を更新し、35度以上が当たり前のように感じられるこの夏。
通勤や移動だけでも汗をかき、生活しているだけで痩せそうな気がしてしまいます。
しかし、実は夏は痩せにくいということをご存知でしたか?
夏は冬よりも基礎代謝が低下するため、冬にくらべて太りやすいのです。

基礎代謝の低下が原因

人間は恒温動物であり、外気温に関わらず常に体温を36~37度付近に維持しようとする働きがあります。
このように生命を維持するために消費しているエネルギーを「基礎代謝」と呼び、1日に消費するカロリーの実に約70%に相当します。
夏の外気温を30〜35度とすると、人間の体温との差は5度程度。
冬の外気温を10度以下とすると、人間の体温との差は25〜30度であり、圧倒的に冬のほうが差は大きいのです。
そして、この差に負けず体温を保つために、人間の体は一生懸命熱を発生しようとします。
その時体は大きくエネルギーを消費するため、冬のほうが基礎代謝が高くなるということです。
つまり冬は夏にくらべて、「ただ生きているだけ」で消費するカロリーが増えることになります。

夏は食生活が乱れがちに

夏は暑さでつい喉ごしの良いもの・冷たいものを食べたくなり、そうめんや冷やし中華、ざる蕎麦、冷やしうどんなど単品の麺料理をローテーションしてしまうことも多いのではないでしょうか?
また、ビールが美味しい季節でもあるため、ついついお酒が進み、気づけば夜ごはんはビールとおつまみだけということもあるでしょう。
麺類の単品料理は栄養が炭水化物に偏りがちで、たんぱく質やビタミン類が不足します。
このような栄養の偏りも、夏太りの原因のひとつとなるのです。
麺類を作る時はなるべく具材を多くする、外食する時は単品だけでなく副菜も選び、バランス良く食事する工夫をしましょう。
汗をかくと痩せるような気がしてしまいますが、夏こそバランスの良い食事と、適度に体を動かすことを心がけ、夏太りに気をつけながら過ごしていきたいものですね。

 

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田中 祥子株式会社ドクタートラスト 産業保健部 保健師

投稿者プロフィール

企業の健康管理室で働いていた経験をさまざまなかたちで皆さまにお届けします。
【ドクタートラストへの取材、記事協力依頼などはこちらからお願いします】

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