叱った3倍は褒める! チーム運営「3:1」の法則

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最近仕事上で人をいつ褒めたか、あなたは思い出せるでしょうか。
仕事をする中で、部下を適切に褒め、適切に叱る。
組織運営にとってその重要性や効果は、誰もが知っていることだと思います。
しかしながら、いざ実践!となると…「褒める」と「叱る」のバランスに悩むリーダーが多いのも事実です。

実は「褒める」と「叱る」には黄金比があります。
数値を断定した研究結果として、心理学分野では珍しいものです。

「3:1」の黄金比

3:1

この黄金比は、心理学者である著者フレドリクソン氏と数学者ロサダ氏の科学的な研究によって生まれたものです。
研究により、生産性・顧客満足度・社内評価等でハイパフォーマンスを実現するためには、ポジティブな感情とネガティブな感情がおよそ「3:1」の比率で維持されることが重要だという結論が導き出されました。
ここでいうポジティブ感情とネガティブ感情に直結する重要な役割を果たすのが、「褒める」ことと「叱る」ことです。

重要なのは以下の2点です。

・ 人が成長するためには、「叱る」ことよりも多くの「褒める」ことが必要ということ。
・ 「叱る」ことが0でもいけないということ。(100%のポジティブ感情が必ずしも成功を引き寄せるわけではない)

褒めてばかりだと課題や欠点に目が向かなくなり、組織としては成り立たなくなります。
逆に叱ってばかりでも結果としては同じで、組織のために叱っているはずがその効果がありません。
どちらが0でもなく「3:1」の割合で。
これがポジティブ心理学研究結果として導き出された黄金比なのです。

人はネガティブ感情のほうが残る

そもそも人は、ポジティブ感情(褒められたこと)よりも、ネガティブ感情(叱られたこと)のほうが生理的に強く記憶されます。
この記憶のされ方からも、ポジティブ感情の比を高め、意図的にポジティブモードにもっていく必要性があるのです。
もちろん、「褒める」ということを意図的に行うだけであって、口先だけで褒めるのは意味がありません。
さらに褒めるという行為は、一朝一夕にできるものではなく日頃からのコミュニケーションが必要です。
現在ではさまざまな研究者によってこの黄金比が正しいことが確認されており、ポジティブ感情が高くネガティブ感情が低いことは、幸福度や健康などへのメリットが大きいという実証は揺らぎません。
あなたのチームはポジティブ感情が上回っているか…ぜひ考えてみてください。

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