安全衛生優良企業公表制度とは?

以前にもこちらで紹介した安全衛生優良企業公表制度が、実際に2015年6月から開始された。
安全衛生優良企業公表制度とは、労働安全衛生の優良企業の社会的認知を高めるとともに、求職者が労働環境の良い企業を容易に把握できるようになることを期待し、始まった制度である。
この制度の背景には、過去にブラック企業と呼ばれる劣悪な労働環境の企業が問題になったことや、今年12月に始まるストレスチェック制度義務化が考えられる。

優良企業認定の要件が確定したので、以下で紹介する。

優良企業と認められるには

優良企業の認定基準は、優良企業として必ず満たしていなければならない第1、第2の項目と、企業の積極的な取組を評価する第3の項目に分かれている。

第1項目:企業の状況として満たしていることが必要な項目
(過去3年以内に労働基準関係法令の違反で送検されていないこと等)
第2項目:企業の取り組みとして満たしていることが必要な項目
(企業のトップが従業員の健康や安全の確保を重視する方針を明文化していること、安全衛生教育に関する実施計画を策定し実施していること等)
第3項目:企業の積極的な取組を評価する項目(安全衛生活動の推進のための取組、健康保持増進対策、メンタルヘルス対策、過重労働防止対策、受動喫煙防止対策等)

第3項目では安全衛生に関する積極的な取組や対策を行っているかどうかが重要となる。

積極的な取組とは?

第3項目の積極的な取組とはいったいどのようなものなのだろうか。
肥満者および生活習慣病の有所見者の割合が増加していることから、ある会社ではウォーキングデーを設定して健康向上を目指した。さらに健康教室というものを開き、従業者の食生活の改善や体重の減量にも成功した。
このような労働者の健康向上を目指す取組は、積極的な取組として評価されるだろう。

優良企業認定の取得を考えている企業は、こちらでは紹介しきれなかった細かい認定基準を以下で確認して頂きたい。
安全衛生優良企業認定基準

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