STOP!転倒災害プロジェクト2015

労働災害で最も多い「転倒災害」

厚生労働省が2015年5月に発表した「業種、事故の型別死傷災害発生状況」によると、転倒が昨年度に引き続き最多でした。
仕事中の転倒が原因で4日以上仕事を休んだ人は全産業で6,694人(2015年5月7日現在)で、労働災害全体の24.9%を占めています。
また、第三次産業では、労働災害全体の35%前後を転倒が占めています。
製造業や建設業では割合は低いものの、その増加率は他の事故と比較して高くなりました。

STOP!転倒災害プロジェクト

こうした「転倒災害」に着目し、事業場における転倒災害防止対策の徹底を図るため、厚生労働省は「STOP!転倒災害プロジェクト2015」を掲げ、転倒災害の多い2月と全国安全週間準備月間である6月を重点取組期間として、安心して働ける職場環境の実現を目指しています。

プロジェクトの主な取り組み

(1)業界団体などに対する職場の総点検の要請
関係業界団体など(約260団体)に対して、厚生労働省労働基準局安全衛生部長名で転倒災害の防止に向けた職場の総点検を要請。

(2)都道府県労働局、労働基準監督署による指導
2月、6月を重点取組期間に設定し、事業場に対して安全委員会などにおける転倒災害防止対策の検討やチェックリストを活用した職場巡視、点検の実施を指導。

(3)STOP!転倒災害特設サイトの開設
厚生労働省のホームページ(職場のあんぜんサイト)内に、「STOP!転倒災害プロジェクト2015」特設サイトを開設。
サイトには以下のような情報を掲載し、事業場の転倒災害防止対策を推進しています。
・  転倒災害を防ぐための対策や好事例の紹介
・  転倒防止に有益な保護具などの紹介
・  転倒災害の知識を養うためのセミナー、教育用教材の紹介
「STOP!転倒災害プロジェクト2015」特設サイト
別ウィンドウで開く http://anzeninfo.mhlw.go.jp/information/tentou1501.html

(4)その他労働災害防止団体などによる支援
中央労働災害防止協会をはじめとした労働災害防止団体などでは、このプロジェクトの推進に役立つ情報の発信、セミナーなどの開催、専門家による安全衛生指導などを行っています。
詳細は上記のサイトで随時公開。

長雨と暑さで気も緩みがちな時期、今一度防災意識を心がけ、注意と点検に取り組んでみてはいかがでしょうか。

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池田 三菜子株式会社ドクタートラスト

投稿者プロフィール

総務・経理を経て、現在は営業事務にて幅広く社員をサポート。20代は好き勝手生きてきましたが、一児の母となった今、時間の大切さを痛感中。
「効率化」「時短」「思いやり」を胸に、共感をいただけるお役立ち記事を発信していきたいと思っています。
【ドクタートラストへの取材、記事協力依頼などはこちらからお願いします】

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