梅雨鬱とオフィス湿度の関係

いよいよ本格的な梅雨に突入し、日常生活の中で不快感を覚えることが多くなってきたのではないだろうか。
梅雨時期は季節の代わり目でもあるため、体調不良に陥りやすい時期であるが、実は5月病と並んで梅雨鬱という言葉があるほど、うつ病が悪化しやすい時でもある。

梅雨鬱の要因

梅雨時にうつ病が悪化する要因として、主に気圧の変化や日照不足などが挙げられるが、高すぎる湿度も大きな要因の一つとなっている。
人が快適と感じる湿度は40%から60%といわれている。しかし、梅雨時には室内でも80%に達する場合があり、不快感から自律神経に悪影響を及ぼしてしまう。

事務所衛生基準規則による湿度管理の義務

労働安全衛生法に基づく厚生労働省令として「事務所衛生基準規則」というものがある。
この第5条第3項に「事業者は、空気調和設備(エアコン)を設けている場合は、室の気温が17度以上28度以下及び相対湿度が40パーセント以上70パーセント以下になるように努めなければならない。」と規定されている。

うつ病の要因は主にストレスだという認識が強いが、実は物理的要因も心身の状態に大きく影響を与えている。
職場が個人のストレスを解消させるのは難しい一面もあるが、物理的環境、とくに温度や湿度を整えることはすぐにでも対応可能である。
事業者はオフィスの衛生環境が労働者の健康を左右することを十分に理解し、規則を遵守していってほしい。

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池田 三菜子

池田 三菜子株式会社ドクタートラスト

投稿者プロフィール

総務・経理を経て、現在は営業事務にて幅広く社員をサポート。20代は好き勝手生きてきましたが、一児の母となった今、時間の大切さを痛感中。
「効率化」「時短」「思いやり」を胸に、共感をいただけるお役立ち記事を発信していきたいと思っています。
【ドクタートラストへの取材、記事協力依頼などはこちらからお願いします】

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