ヘルパンギーナ

毎年6月頃から流行り始めるヘルパンギーナ。
昨年は、7月頃に都の警報基準を超え、大流行となった。
子どもの感染症としては、かなり有名であるが、大人もかかる可能性は十分にある。
オフィスで大流行することはあまりないが、高齢者や乳幼児が集団生活するような施設に勤務している方は特に気をつけていただきたい。

夏カゼ

毎年、5、6月から流行り始め、7、8月辺りにピークを迎え、9、10月にかけて流行が終わる。
いわゆる「夏カゼ」のひとつである。

ウイルス性の感染症

主にコクサッキーA群ウイルス(Coxsackie virus GroupA)を原因とする。

症状は

2~4日の潜伏期間を経て、突然の38~40℃の発熱が1~3日間続く(全身倦怠感、食欲不振、咽頭痛など所謂感冒症状が出る場合もある。)
咽頭周辺に小さな水疱、また、小潰瘍が数個認められる。
この水泡が痛みを伴うため、経口での水分摂取、食事の摂取が難しくなる。

感染経路は

咳やくしゃみによる飛まつ感染、便を介しての経口・接触感染。

予防と対策

こまめな手洗い、うがいの実施。
また、咳やくしゃみをする時には口と鼻をティッシュ等でおおう咳エチケットの徹底。
集団生活ではタオル、食器類共用を避ける。
症状がおさまった後も、便の中にはウイルスが排出されるので(約2~4週間)、トイレの後やオムツ交換の後、食事の前には手洗いを心がける。
予防接種はない。罹患した場合、治療薬はないので、対症療法となる。

また、これはヘルパンギーナに限ったことではないが、免疫力を高めることにより、発症させないという考え方も非常に重要である。

規則正しい生活を心がけていただきたい。

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中山 真樹株式会社ドクタートラスト 産業保健師

投稿者プロフィール

看護師として病棟勤務を経て、現在は企業様を対象に保健師業務を行っております。企業の健康管理室に出向していた経験、また、現在訪問企業で実施している業務からヒントを得て、皆様が知りたいことをお届けしたいと思います。
【保有資格】看護師、保健師、第一種衛生管理者、養護教諭一種
【ドクタートラストの保健師サービスへのお問い合わせはこちら】
【ドクタートラストへの取材、記事協力依頼などはこちらからお願いします】

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