3日坊主は当たり前

「3日坊主」の経験は誰にでもあるのではないだろうか?
しかしながら、日々仕事をする中でそれではいけない場合も多々あるだろう。
そうは思いながらも、「どうせ続かない」「変われない」と自分自身で諦めてしまっていることはないだろうか。
新しい行動・習慣を身に付けていくには何が必要なのか?
人が行動を変えることを「行動変容」というが、行動変容を果たすには5つのステージがある事が明らかにされている。

【行動変容ステージモデル】

①前熟考期 まだ本人の課題が明確でなく、新しい取り組みに対して無関心なステージ
②熟考期  課題をおぼろげながら認識し、どのような課題に向かうべきかを考えるステージ(6ヶ月以内での行動変容を目指す)
③準備期  課題を明確にし、その課題に向けての準備やトライアルを行うステージ(1ヶ月以内での行動変容を目指す)
④実行期  設定した課題に対して、6ヵ月程度実際に行動を変えてチャレンジするステージ
⑤維持期  実行期で実践した行動が定着するよう意識して行動するステージ(明確な行動変容が観察され、その期間が6カ月以上続いている時期)

この行動変容ステージモデルに大切な事実は2つ。

①人は一朝一夕に行動や習慣を変えられないという事実
②行動や習慣を変える際、挫折とやり直しを繰り返すという事実

新しい習慣を身に付ける時に挫折はつきものというのは誰しもにとって事実なのだ。
「実行」→「挫折」→「やり直し」というサイクルを繰り返し、その結果最終的に維持期に到達できる。
維持期になれば、あまり努力しなくても継続されるとされている。
このように失敗と成功を繰り返して行動変容が達成されるので、周囲の人としては、本人の心理的プロセスに併せて、意識の高揚、環境の再評価、行動の再評価、援助関係の利用、強化のマネジメントなどの対応をとることが必要である。
多様な人の関わりは行動変容にはとても有効である。
たとえば「研修直後はいいが、効果が長続きしない」や「結局いつも変われない」というケースには、周りの適切なサポートと、何よりも行動を変えるには挫折とやり直しを繰り返すものだという認識を本人を含め周りも持つことが必要だ。

3日坊主を何度も繰り返すことで、習慣にすることができるのだ。
行動を変えるまでのステージと事実を知り、新しいことに取り組むこと自体を諦めてしまわないようにしたいものだ。

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