歯と口の健康
- 2015/6/1
- 健康管理

歯と口の健康週間
6月4日から10日までは歯と口の健康週間
「歯と口の健康に関する正しい知識を国民に対して普及啓発するとともに、
歯科疾患の予防に関する適切な習慣の定着を図り、
併せてその早期発見及び早期治療等を徹底することにより
歯の寿命を延ばし、もって国民の健康の保持増進に寄与すること」
を目的としている。(日本歯科医師会HPより)
歯科健診、受けていますか?
健康診断は毎年必ず受けているが、歯科健診は受けていない方も多いのではないか。
歯科健診はどのくらいの頻度で受ければ良いのか?
成人であれば、半年に1回くらいは受けておくのが理想的である。
歯科健診、どのようなことをするの?
内科的な健康診断と同じく、異常の早期発見と予防。
また、歯だけではなく、全体的な噛み合わせや歯茎・口腔内の状態なども確認する。
健診時に併せて歯垢を除去する方も多い。
虫歯になったらそこを治せばよいと言う考えをお持ちの方も多いのではないか。
たしかに、進行の程度によってはそうかもしれなが、口腔内の異常は虫歯だけではなく、歯周病という炎症性疾患もある。
歯周病とは
歯と歯肉の境目のブラッシングが行き届かない状態が継続すると、歯垢がたまり、細菌が停滞しする。すると、歯肉が炎症を起こし、赤くなったり腫れたりする。
さらに進行すると、歯と歯肉の境目が深くなり、しまいには、歯を支える土台が溶けて歯が動くようになり、最後は抜歯をしなければならない状態になることもある。
歯周病と全身疾患
歯周病が多くの疾患に影響を及ぼし、発症や進行のリスク因子になることが明らかにされている。
冠状動脈性心疾患
糖尿病
誤嚥性肺炎
骨粗しょう症
早産・低体重児出産
歯の健康は全身の健康に影響すると言っても過言ではない。
この機会にご自身の歯の健康について見直してみてはいかがでしょうか。