
昨今、さまざまな問題がハラスメントとして取り上げられています
パワハラ、セクハラ、モラハラ、アルハラ、マリハラ、スモハラ、スメハラ…。
いろんなハラスメントがありますね。
だいぶ前から耳にしている表現もあるが、最近作られたものも少なくありません。
そもそも、「ハラスメント」とは何か?
ハラスメント(Harassment)は、迷惑、悩ませること、苦しめることを意味します。
定義では、他者に対する発言・行動等が本人の意図には関係なく、相手を不快にさせたり、尊厳を傷つけたり、不利益を与えたり、脅威を与えることです。
生活をしていれば、本人が意図しないところで、相手を傷つけたり、不快にさせていることは少なくないです。
ビジネスの場でもそれは同じでしょう。
こんなことがハラスメントなのか?
「こんなことがハラスメントなのか?」と思うこともあるだろうし、同じ言動をした他者がハラスメントにはならず、自分の行為だけがハラスメントだと言われ、釈然としないこともあるでしょう。
この時期は、新入社員への対応やら異動先の職場などでハラスメントがおこりやすいように思います。
去年までの新入社員には、厳しいが熱意がある先輩という評価だったものが、今年の新入社員にはパワハラ上司として、社内のハラスメント対策の部署に通報されることだって十分あり得ます。
なぜかでしょうか。
自分と同じではない、ということ
時代な変化しているということを念頭において行動しなければなりません。
世代によって受けてきた教育の内容も異なる。ゆとり世代、さとり世代という言葉さえ生まれています。
同じでない者とどう接するか?
つまるところ、「コミュニケーション」。
これに尽きるのではないでしょうか。
個々の認識の違いは、一朝一夕ではどうすることもできないので、時間をかけてすり合わせしていくしかないと思います。
まずは、社内には自分とは異なる多様な人がいるということを自覚し、相手を尊重し行動することを心掛けることで、ハラスメントから脱却できると考えています。
厚生労働省のパワハラ対策ページ
裁判事案も多く、つくりこまれています。
逆にこのようなウェブサイトがあるというのは、多くの企業で、パワハラが問題となっていることの証左とも言えますね…。