放っておくと危険なささくれ

手の爪や指先は心臓から遠い為、血液が届きにくく、むくみをはじめとした様々な不健康サインが出やすい場所。
では、いったいどのようなサインが出ているのだろうか。

ささくれ

爪の周辺の皮膚組織というものは繊維が指先の方向に向かって並んでおり、その上爪の根元は皮膚素組織の断面が露出しているため、他の皮膚に比べて捲りやすくなっている。

ささくれとは、爪周辺の皮膚が、怪我やこすれといった外的要因が意図的に加えられたわけではないにも係わらず、自然と部分的にむけてしまった状態をさす。
ささくれなんて、放っておけば治ると思って気にも留めない人も多いと思うが、実はささくれは、大切な体からのSOSサインである。
いったいなぜささくれは起こるのだろうか。

ささくれの原因

ささくれができる原因は主に以下のような原因が挙げられる。

【1】日常生活での手肌の乾燥

【2】栄養不足・栄養の偏り

【3】ネイル・ジェルネイル

【4】血行不良・体調不良

特に最近多いのが、マニキュアやジェルネイルなどのリムーバー、ネイルケアの一環としての甘皮除去、アルコール消毒など。
むき出しになった皮膚組織に化学物質による刺激を与えることで、ささくれになりやすくなるといったことがある。
過度な甘皮除去は控え、リムーバー等は爪以外に付着させないようにし、万が一付着した場合にはそっと水で落とすなどの対処が必要となる。

ささくれにならないための栄養素

ほかにも栄養の偏りによってささくれが発生することもわかっている。

■ビタミンA
全身の皮膚、粘膜の健康を保つ働きをもつ。
肌のうるおいを守り、皮膚の新陳代謝を活発にすることで、肌荒れや老化を防ぐ。

▼ビタミンAが豊富な食材

レバー(豚・牛・鶏)、銀だら、にんじん、かぼちゃ、ほうれん草、春菊、うなぎ蒲焼、など

■ビタミンE

酸化をおさえ、血管の老化や生活習慣病を予防する。

血液の流れをよくする働きがあるため、血行不良が原因の冷え改善に役立つと言われている。

▼ビタミンEが豊富な食材

サーモン、ツナ油漬け、かぼちゃ、ごま、ひまわり油、うなぎの蒲焼、など

 

他にも皮膚を強くするタンパク質や、ビタミンCの摂取も効果的である。

 

ささくれができてしまったら

ささくれができて傷になってしまっていたとしたら、それは大変危険な状態と言える。

様々なものに触れる指先は、とてもばい菌に感染しやすい。一時的な炎症で、痛みや赤く腫れたり、熱を持ったりすることはもちろん、進行すると膿が溜まり、眠れないくらい痛むこともある。

もしささくれができてしまった場合は以下のような対処を心掛けてほしい。

1)消毒した爪切りやはさみ等でささくれを除去。

引っ張ってしまって皮を余計にめくってしまったり、深く切りすぎないように注意すること。

2)除去後、特に傷になっていなれば念入りに保湿を行う。傷になっていたらばんそうこう等を張り、傷口を保護。

オイルや、クリームなどで保湿を行い、傷口の保護補修を促す。どんなに小さい傷であっても、血がにじむような状態の時にはばんそうこうで保護することを忘れないようにすることが大切だ。

 

日常生活の乱れが「ささくれ」に現れやすく、ささくれがあると親不孝(不摂生しているからささくれができた=親不孝)という説もあるほど。
手指を大切にするよう、心がけてみてほしい。

 

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