新型うつ病とモンスター社員
- 2015/3/2
- 病状・症状

新型うつ病
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1)自分の好きな仕事や活動の時だけ元気になる
2)「うつ」で休職することに対してあまり抵抗がなく、逆に利用する傾向がある
3)身体的疲労感や不調感を伴う
4)自責感に乏しく、問題があると回りのせいにしがち
5)自尊心が強く、傷つきやすい
6)過眠、過食気味(体重増加)
上記の新型うつ病と共に増加傾向にあるモンスター社員。
会社の制度を有効的に利用し、上司や同僚に迷惑をかけてもまったく気にしないタイプが多い。
しかし自分の権利が侵害されると行政などの外部機関を巻き込んで争いを起こす社員を「モンスター社員」と表現することが増えてきている。
モンスター社員
たとえば、入社後に待遇が悪いと言って真面目に仕事に取り組まない人や仕事上で上司に注意されたことをパワハラ扱いして訴えると脅す人、自分勝手な要望を押し通そうとする人が該当する。
確かに会社側にも問題がある場合も少なくはないが、「社員の不真面目な態度や業務上のミスに対しての注意」でもパワハラと騒ぎ、そしてそれを周りの社員に言い触らしたりする。
つまり気に入らないことに対して徹底的に反発するのだ。
会社としても真面目に働いてもらえないと困る。
悪い噂を流されるのも困る。
しかし解雇してしまえば不当と訴えられる可能性が高い。
モンスター社員を見て見ぬふりするしかない状況が多い。
法律や社会問題を逆手にとったような行いをする社員にはどう対応すべきなのか。
対策
最近お会いした産業医の先生が、「部下への接し方がわからない」といった相談が増えてきていると仰っていた。
注意をパワハラ扱いをされてそれ以降注意できずストレスと抱えてしまう上司も出てきているそうだ。
対応策としてはまず社内規定をしっかりと整え、周知させることだ。
やっていいこと・悪いことを法的な視点を交えて伝えることでモンスター社員の逃げ道をなくしてしまうことが必要だ。
法や制度を利用してくるタイプには法を持って自衛することが重要である。