STOP!転倒災害プロジェクト2015
- 2015/1/14
- 労働環境

1月20日から厚生労働省と労働災害防止団体による
「STOP!転倒災害プロジェクト2015」が開始される。
これは休業4日以上の死傷災害で最も件数が多い「転倒災害」を減少させることを
目的とした取り組みで、転倒災害の多い2月と全国安全週間準備月間である6月を
重点取組期間として安心して働ける職場環境の実現を目指すものである。
趣旨
転倒災害は休日4日以上の死傷災害の2割以上を占め、最も件数が多い。
特に労働者が高齢だった場合は、その災害の程度が重くなる傾向にある。
労働力人口が高齢化していく中、事業場における転倒災害防止対策の徹底により
安心して働ける職場環境を実現する。
実施内容
期間:27年1月20日から12月31日まで
☆厚生労働省
①周知啓発資料等の作成・配布
②特設サイトの開設
③業界団体等への協力要請
④チェックリストを活用した事業場への指導
☆労働災害防止団体
①会員等への周知啓発
②事業場への指導援助
③セミナー等の開催・教育支援
④テキスト・周知啓発資料等の提供
⑤保護具等の普及促進
☆各事業場
①段差・継ぎ目等の解消、4Sの徹底
(床面の油汚れや水濡れ、障害物の除去)
②照度の確保、危険箇所の表示等の「見える化」の推進
③安全な歩き方、作業方法の推進
④作業内容に適した保護具の着用の推進
※重点取組期間(2月・6月)を中心に、チェックリストを活用した職場の総点検を行い
安全委員会等での調査審議等を経て、職場環境を改善する。
厚生労働省HPに資料があるので、積極的に活用していきたい。
→資料