熱が出なくてもインフルエンザ?

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インフルエンザ=高熱という思い込みは危険!

今冬も流行が続いているインフルエンザ。
インフルエンザと聞いて、どんな症状を思い浮かべますか。

39度を超える高い熱、関節の痛み、寒気…。
これらはすべて大正解!
さらに、咳や鼻水など、インフルエンザ以外の風邪と共通する症状も見られます。
腹痛や下痢など、消化器症状もあらわれることもあるでしょう。

しかし、「鼻水が出ているけど熱も高くないし、インフルエンザじゃないはず!」と思い込んではいませんか。
実は、インフルエンザでも「高熱が出ない」場合があるんです。

高熱が出ないインフルエンザとは

まず、インフルエンザのウイルスのタイプによっては、高熱が出にくいこともあります。

1.B型のウイルスに感染した場合

今年流行しているのは、A香港型ですが、過去に流行したB型インフルエンザは、高熱が出にくいことで知られています。
B型の場合、下痢や腹痛という消化器症状が強く出やすいので、さらに気づきにくいのです。

2.予防接種を受けた場合

次に注意が必要なのが、予防接種を受けた人がインフルエンザに罹った場合です。

予防接種を受けた=インフルエンザに100%罹らない、というわけではありません。
インフルエンザのワクチンの効果は、健康な成人で7~9割といわれていますが、5~6割程度の効果だという研究結果もあります。
さらに、疲労や睡眠不足が続くと、ワクチンの効果はより一層低下してしまいます。

また、インフルエンザの予防接種を受けた人がウイルスに感染した場合、症状自体が軽く済んでしまうことがあります。
熱が出なかったり、1日程度で解熱してしまうこともあり、インフルエンザと気づかずに治癒してしまうなんてことも。

冬季は、風邪の症状が出たらインフルエンザも疑うべき

「ちょっとお腹を壊している」
「鼻水と咳だけが出始めた」

そんな場合でも、インフルエンザに罹っている可能性が否定できないのはおわかりいただけましたか。

自分で「軽い風邪」だと思い込んで行動した結果、職場や家族にインフルエンザウイルスを感染させてしまう…という事態につながりかねないのです。

症状が軽くても、マスク・手洗いは欠かさずに

インフルエンザが流行する11~2月のシーズンは、たとえ症状が軽度であっても、咳や鼻水、くしゃみが出ている方は、ウイルスを拡散させないために早期からマスクを着用しましょう。
そして、軽い症状であっても、悪化を防ぐために、休日や退社後はゆっくり体を休めることが大切です。

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中村 眞弓

中村 眞弓株式会社ドクタートラスト 保健師

投稿者プロフィール

企業での健康相談や産業保健の経験を生かし、「じっくり聴く・しっかり考える」保健師を目指しています。社員の皆様・人事の皆様と一緒になって企業の健康を支えていけるよう頑張ります。
【ドクタートラストの保健師サービスへのお問い合わせはこちら】
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